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side青






次の日もメンバー揃っての仕事やった。

俺はいつもより少しだけ早く家を出た。





『うぃーす』
『はよー』




次々とメンバーが揃う中、





『おはよー...』





神ちゃんが来た。







楽屋に入り、神ちゃんが俺の方を見たんがわかった。


俺は神ちゃんを無視して隣に座っとった望に話しかける。






『おはよーーす‼』

神ちゃんの後ろからしげが来たんもわかった。

『あ?神ちゃんどしたん?そんな暗い顔して』

何も知らんしげは楽屋の入り口に立ち尽くしとる神ちゃんに話しかけた。

『..........』

『ん.....?流星となんかあったん?』








ドクン...



心臓が速なるのがわかった。









神ちゃん.....









俺が心の中で神ちゃんの名前を呼んだ時、








『.....りゅーせっ!!!』







神ちゃんがでかい声で俺を呼んだ。






びっくりして皆んながこっちを見とる中、

俺はゆっくり神ちゃんを振り向く。





そして神ちゃんの目を見て優しく笑いかけ、

右手を広げた。









神ちゃんは泣きそうな顔して、俺の胸に飛び込んで来た。









ギュッと、でも優しく、俺は神ちゃんを抱きしめる。






神ちゃんの頭越しに見えるしげに、


俺の勝ちや


心の中でそう言いながら。




つづく

5→←3



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Kanan(プロフ) - 雫。さん» ありがとうございます!結局かみしげに着地してしまい申し訳ないです(⌒-⌒; )かみこたも好きですよ〜 (2018年2月13日 23時) (レス) id: 087bd927e3 (このIDを非表示/違反報告)
雫。(プロフ) - こんなこと言うのただのバカかもですが、かみこた最高です!!!← これからも更新頑張ってください(*´ ω` *) (2018年2月13日 18時) (レス) id: 57b228c5e7 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルですか?ルールを守ってください。 (2018年1月29日 21時) (レス) id: 47ec44e3dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kanan | 作成日時:2018年1月29日 0時

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