4 ページ16
『はぁ、はぁ...はぁ...』
上がった息を整えながら、一瞬冷静になって考えた。
なんで、俺はここに来たんやろか...
答えは、何となくの勘......
...いや、多分ずっと前からわかっとったんや......
せやけど、だからといってあいつが俺以外のとこに行くわけないって高括ってたんや。
だけど今俺はともを探しにここに来ている。
認めたくない、でも...そや、ここにともがきていないことを確かめたくて俺は来たんや。
そうやろ？やって...
ピンポーーーン
インターホンの間延びした音がえらく癇に障る。
『.............................はい。』
出ないかも、と思ったけど思ったよりすぐに返事があった。
『...俺やけど、こんな時間にゴメン...ちょっと入れてくれへん？』
聞けなかった。
怖くて、あいつが来ているかどうかを聞けなかった。
『.....................』
沈黙がえらく長く感じる。
なんで？別にええやろ？ひとりなんやろ？
そう言いかけた時、
『.........ええよ、あがってこいや』
しげが答えた。
エレベーターでしげの部屋の階に上がるまでの数字は、まるで何かのカウントダウンのように思えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 282人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kanan(プロフ) - 雫。さん» ありがとうございます！結局かみしげに着地してしまい申し訳ないです(⌒-⌒; )かみこたも好きですよ〜 (2018年2月13日 23時) (
レス) id: 087bd927e3 (このIDを非表示/違反報告)
雫。(プロフ) - こんなこと言うのただのバカかもですが、かみこた最高です!!!← これからも更新頑張ってください(*´ ω` *) (2018年2月13日 18時) (レス) id: 57b228c5e7 (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルですか？ルールを守ってください。 (2018年1月29日 21時) (レス) id: 47ec44e3dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kanan | 作成日時：2018年1月29日 0時
