昔の家2 ページ5
安元side
次の休みの日、Aちゃんの昔の家に来ていた。
いつも明るいAちゃんが全く喋らず、表情も硬い。
電車を降りるとAちゃんが俺の手を引いて家の場所まで案内してくれた。
何分か歩いたところでAちゃんが立ち止まった。
おそらく、ここが家...だったところだろう。
今は空き地になっていて、Aちゃんにとっては悲しいことだ。
チラッとAちゃんの方を見ると泣きそうな顔になっていた。
さすがにずっとここに居させたくない、そう思い近くの海岸で休もうと思った。
安元「Aちゃん、あっちの海岸で休もう?」
「...うん」
俺は無言のまま抱っこして海岸まで歩いているとスビッとAちゃんが泣いていた。
そして海岸に着いた頃にはAちゃんは泣き疲れて寝ていた。
俺はとある奴に電話した。
安元「もしもし?」
『どうしたんですか?』
安元「前の話を聞いてて今近くに居るだろ、中村」
中村『バレてたか...タクシー捕まえてるので早く来てくださいよ』
そう言って電話を切られてしまった。
早く来てくださいってどこに...
中村「安元さーーん!!」
後ろを見ると中村が手を振っていた。
まぁ...タクシー捕まえてくれてるからいいか...
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ともとも(プロフ) - とっても面白いです!更新頑張って下さい!続き楽しみにしてます! (2019年7月13日 7時) (レス) id: ba79015f92 (このIDを非表示/違反報告)
keizi-yuki(プロフ) - 続き気になります!!夢主ちゃん可愛いすぎ!!これからも頑張って下さい(*´∀`*) (2018年5月23日 14時) (レス) id: d1d4e10695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚月 | 作者ホームページ:http://user.nosv.org/p/11290925LOVE/
作成日時:2017年1月31日 17時