微笑ましい空間 ページ21
ﾘｭｳｼﾞ side
3人でｳﾞｫｲﾄﾚをしたあと、萌云ちゃんにご飯に誘って貰って、ｹｲｼﾞさんには泊まっていけば？なんて言って貰えた。それだけでも嬉しいのに、萌云ちゃんの手料理だよ？自然と笑顔になるよね。
そんな俺と萌云ちゃんには聞こえないように、ｹｲｼﾞさんとｵﾐが話してて、そんな2人を見た萌云ちゃんが
「あー、内緒話してるー」
って叫んだ。兄妹の中で仲間外れにされた事に拗ねてる萌云ちゃんに
「ふ、ちげーよ。どうしてこんなにも萌云は可愛いんだろうなって話してただけだよ」
ｹｲｼﾞさんが手馴れた返事を返す。
「か、可愛くないし…」
返ってきた言葉が不意打ちだったのか、顔を真っ赤にした萌云ちゃんがそっぽを向いてしまう。こんな事はこの兄妹には、日常の事なんだろう。気にせず頭を撫でてるｹｲｼﾞさんと、その状況を優しい目で見てるｵﾐ。
血の繋がりがないなんて、信じられないくらい微笑ましい空間がそこにはあって、本当に羨ましくなる。
「着きました」
そんな声が聞こえた途端、居心地悪かったのか
「ありがとうございました」って挨拶をして、さっさと降りようとする萌云ちゃん。そんな行動なんてお見通しのｹｲｼﾞさんが
「萌云？ちゃんと周りを見てから降りろよ？」
なんて言葉をかける。
「分かってるもん！」って口を尖らしてる萌云ちゃんだけど、ｹｲｼﾞさんの言葉に分かってると言った手前、ちゃんと周りを見てから降りた。
「ありがとね」なんて、爽やかに片手を上げてﾏﾈに挨拶してから降りたｹｲｼﾞさんはなんの迷いもなく、萌云ちゃんと手を繋ぐ。後ろから見てると、普通にｶｯﾌﾟﾙに見える。
「いつも、あんな感じなの？」
「ん？あー、萌云が危なっかしくてな(笑)」
「危なっかしいって、元保育士さんじゃん(笑)」
「あいつ、ちゃんと先生出来たのかね？(笑)」
「怒られるよ？(笑)。にしても、凄い家だね」
「中見たらもっと、びっくりするよ(笑)」
「楽しみだなー」
そんな話をしながら、ｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗り込む。
「適当にご飯作っとくから、先にお風呂済ませてから来てね？その方が後、ゆっくり出来るでしょ？」
ｹｲｼﾞさんが頭を撫でながら、目線を合わすように屈み
「ありがとな。左手無理すんなよ？」
「はーい」
「返事はいいんだけどな」なんて笑いながら、ｹｲｼﾞさんが手前の扉に、萌云ちゃんが真ん中の扉の奥へ消えてった。
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ユキ(プロフ) - miaさん» 昨日Youtubeで啓司さん自宅でチキン南蛮を作ってましたけど美味しそうですね(〃艸〃) (2020年6月7日 14時) (
レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» そうなんですよね。楽しみが増えました。 (2020年5月30日 19時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» 本当ですね。楽しい時間でした。 (2020年5月30日 19時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» 秘密戦士ラブパトリーナ啓司さん長官役選ばれたから楽しみですね(* ´ ▽ ` *) (2020年5月28日 9時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» モニタリングとzipは見ましたメンバー久しぶりに見れて良かったですね(* ´ ▽ ` *) (2020年5月26日 10時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mia | 作成日時：2019年9月7日 19時
