【まほみち】うちの子まとめ【やまざき】 (ページ31)

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ティターニアの今後の活躍に周囲のみなが期待寄せていたが───────幼い少女のまま姿が変わらなくなったと知ると、途端に目が異常に対する軽蔑、敵意を孕んだ。シャガナの家系に、こんなに早く魔力の全盛期を迎える者はいなかったのだ。それ以降は伸びしろのない不良品、あってはならない異物として、いない者のように扱われる機会が増えていった。誰も彼女を必要としなくなった。本人も当時こそ”自分には未来が無いのだ”と絶望に打ちひしがれ、当たり前のように大人になる他者に羨望を抱き、毎夜涙を流したが今となってはその全てが些細な事だ。なぜなら彼女は生きている。血族が死に絶えようとも、ティターニアは1000年を生きた。日々を過ごす事こそが、彼女にとっての自己肯定でありささやかな報復となる。

好きなもの/嫌いなもの
片手間に食べられるもの、読書、文献の閲覧・解読、勤勉な者、子供、愛弟子、花/愚か者、見下されること、子供扱い、浪費、離縁

♡片手間に食べられるもの
実際に何かしながら食事はしない。あくまでサクッと食べられるものが好き、という話。品数が多いのも頂けない。食べるのが面倒になる。

♡読書
昔から本の虫である。する事が読書と勉強くらいしか無かったためだ。かつて実家にあったものも図書館にあったものも学院にあるものも、全てと言っていい程には読んだ。

🖤見下されること
かつてのことを思い出す。不愉快。

🖤浪費
ケチ。家計簿をまめにつけるタイプで無駄遣いも滅多にしない。節制家。必要なものを必要な分だけ買うスタイル。

大事な愛弟子が2人いる。1人は現在学院の教師を務めているため、数百年が経った今でも交流は続いている。結婚式にも仲人として立ち会ったという。また、式の写真がティターニアの部屋に立て掛けられており、指の腹でそれをなぞる彼女の表情はひどく悲しみに満ちている。2人の幸せと安寧のため、今日とて祈りを欠かさない。

立派な大人として見られ、尊敬され、縋られたい。その全てに慈悲と施しを与えたい願望を持つ。これは本人が望んでやっているわけではなく、もっと深くの深層心理に根付いたもの。幼少期の有象無象に格下と見られた事へのコンプレックスを抱いているのだろう。子供として見られることを嫌い、早々に他者に甘えたいといったような感情は捨てた。母親のように見られる事や甘えられる事も、全く嫌ではない。それ故に親しい人物をみな我が子のように思いがち。