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ソイツも食べ終わったようだ。テーブルに皿とケーキの箱を置いて、ソイツの食べ終わった
台所に戻って自分の分と一緒に
「何から何まですまないね」
「別に。ケーキのお礼とでも思っとけば」
「それにしても色々してもらったからね」
オレはイスに座る。
「それ、開けていいの?」
「ああ、もちろん」
そう言って、ソイツはケーキの箱を手に取り、オレの目の前に置く。
「モンブランにショート、チョコ、フルーツタルトか」
「好きな物を食べてくれると嬉しい」
「アンタは? オレはショート以外なら大丈夫」
「ショートは苦手?」
「大量の生クリームがね。チョコ混じってるのとカスタードは大丈夫」
「そうか。じゃか私がショートをもらうよ」
そう言うと、ソイツはショートケーキを手に取り、皿を1枚取って上に乗せる。
「そんなんで決めていいの?」
「私は特に苦手とかないからね」
そう言ってソイツは小さく
「紅茶もらってもいい?」
そう言って、ソイツはマグカップを手に立ち上がる。
「勝手にやって」
「ありがとう」
コポポポとお湯が入る音が聞こえる中、オレはフルーツタルトを取り出して皿に乗せる。
オレも紅茶を飲もうと台所に行って新しいマグカップとティーパックに小皿を持ってくる。
もう夜の9時手前。
「アンタ、ホントに帰らなくていいわけ?」
そう言いながらお湯を入れる。
「これを食べたらおいとまするよ。遅くまで居すぎては迷惑だろう」
「家に押し入られたのが迷惑」
すかさず文句を言って、オレはイスに座る。
「頂きます」
「うん、どうぞ」
ソイツのその声にフォークでフルーツタルトを食べ始めた。
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葵梗花(プロフ) - 森田美雪さん» ご意見本当にありがとうございます。次章公開していますので、良ければこれからもよろしくお願い致します。ご意見本当に感謝します。 (2021年1月7日 23時) (レス) id: af0a567945 (このIDを非表示/違反報告)
葵梗花(プロフ) - 森田美雪さん» いえいえ!お返事ありがとうございます!なるほど、とても参考になる意見をありがとうございます!次困った時はそうしようと思います。今回は五条さんが出てくるところまで書けたので何とか公開する事が出来ましたが、次も出来るか分かりませんので。とても参考になる (2021年1月7日 23時) (レス) id: af0a567945 (このIDを非表示/違反報告)
森田美雪(プロフ) - 葵梗花さん» レス遅くなってすみません!私は出てこなくても公開していいと思います。例えば、ある程度お話の内容が決まっているのなら「○○話から出てきます」など作品紹介のどこかに書いておけば出てきてから読みたい方もその話が公開されてから読み始めることができるので (2021年1月7日 21時) (レス) id: 8b37e35473 (このIDを非表示/違反報告)
葵梗花(プロフ) - 森田美雪さん» それとも、五条さんが出てくるまで下書きのままで次章を公開しない方が良いと思いますか?良ければご意見頂けれると幸いです。よろしくお願い致します。コメント励みになりました!ありがとうございます! (2021年1月6日 20時) (レス) id: af0a567945 (このIDを非表示/違反報告)
葵梗花(プロフ) - 森田美雪さん» ウズウズしているということなので、頑張って出来る限り早く次章を公開できるようにしないとですね!頑張ります!!本当にコメントありがとうございます!もし宜しければ参考にさせて頂きたいのですが、五条さんも夏油傑も出てこない段階でも次章を読みたいですか? (2021年1月6日 20時) (レス) id: af0a567945 (このIDを非表示/違反報告)
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