第５３話 「優れた武器」 ページ13
ガスを補給し、全員は本部の外に出た。
そして、一直線に壁を目指し向かって行った。
だが、ほんの一部の者は、先程の巨人をまだ気にかけていた。
ライナー、ベルトルト、アニ、そしてAとティアもそうだった。
先程の謎の巨人は、両腕が無く、周りに巨人がこびり付き、動けない状況だった。
「___まあ、良く頑張った方でしょ。さすがにもう戦闘不能らしいけど」
ティアが呟いた。
「でも、助けた方がいいんじゃ……まだ巨人はたくさんいる。このまま暴れ続けられた方が兵士の労力を使わないで済むじゃない」
Aが周りの人たちに向かって言った。
だが、それに対して、ジャンが反発した。
「はぁ！？ お前正気かよ。あんな怪物、助ける義理なんて無いじゃねえか！ それに、さっさと脱出しねえと___」
「私は、Aに賛成だね」
ジャンの言葉を遮り、アニが言った。Aは、自分の名前をアニに呼ばれるのは何気に初めてなので、少し新鮮な感じがした。
「あの巨人を味方にすれば、巨人にはほとんど効かない大砲よりも、ずっと優れた武器が手に入る……と思わない？」
ジャンはまだ納得がいかない様だった。
すると、同じくその場に残っていたアルミンが、一体の奇行種を見据えた。
「あれは……トーマスを喰った、奇行種……！」
それと同時に、動けなかった謎の巨人が突然もがき出し、トーマスを喰った奇行種目掛けて走り出した。
そして、頸に喰らい付き、側に居た巨人へ放り投げた。
「……助けなくていいってさ……」
周りが絶句している中、 ティアが苦笑いで言った。
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大学芋(プロフ) - 恋契*sub*さん» ああああありがとうございます……！！！更新全然してなくて本当に申し訳ないです;;マイペースですがこれからも更新頑張っていきますね！！ (2019年5月18日 15時) (
レス) id: 9f74aa9c35 (このIDを非表示/違反報告)
恋契*sub*(プロフ) - 更新停止してしまったのかと残念に思っていたのですが、再開してくださり嬉しいです…！ご自分のペースで更新頑張ってください。続編も楽しみにしています！ (2019年5月18日 8時) (レス) id: b4121c8d82 (このIDを非表示/違反報告)
大学芋#Bertort(プロフ) - ゆうりん＠アニメ厨さん» コメントありがとうございます♪私もティアみたいなお友達が欲しいです笑ライナーとはどうなるんでしょうかね……！？そして夢主ちゃんもベルトルトを救う事が出来るのか、展開を楽しみにしていて下さい(＞＜*)更新頑張りますっ(*･ω･)ﾉ (2018年7月25日 21時) (レス) id: 9f74aa9c35 (このIDを非表示/違反報告)
大学芋#Bertort(プロフ) - A☆Kさん» マジですか！？Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ自作イラストを褒められる事はあまり無いので、 とても感激です……！本当に本当にありがとうございます。・゜・(ノД`)・゜・。 (2018年7月25日 21時) (レス) id: 9f74aa9c35 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうりん＠アニメ厨 - つ、続きが気になりすぎる(> <)ベルトルトの事を助けてくれ……主人公よ……私には出来ないので(´；ω；｀)ていうか、ティアとライナーも気になる！私は主人公の性格も好きだけど、ティアの性格が好き過ぎます……これからも更新頑張ってください！ (2018年7月25日 21時) (レス) id: a390c2344b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大学芋 | 作成日時：2018年4月16日 17時
