【呪術廻戦】呪い愛～じゅじゅ恋中･短編集2 (ページ34)

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悟とAは会見前にキスを交わし、互いに励ました

｢では記者会見を始めさせていただきます｣

2人が着席したのをみてフラッシュが光るなか司会が進行し始めた

悟｢この度は、ファンの皆さんに迷惑と心配…
不快な思いをさせてしまいスミマセンでした｣

そう言って頭を下げた

悟｢あの記事は事実です
僕はコチラの高崎Aさんと結婚を前提にお付き合いさせていただいてます

ただ言うことがあるとすれば、あの場には傑と彼女の友達がいました｣

皆さんに渡した写真がその証拠です
そして彼女の手にあるものが皆さんがみてる写真です

悟｢彼女に去られウジウジしてた俺を傑は励まし発破をかけてくれて相談に乗ってくれました｣

『私もそうです
悟のことを詳しく話せず彼女に相談して…
彼女は何も言わず相談に乗ってくれました』

悟｢発破をかけられ彼女に会いにいって本心を知り恋人になりました
そして傑と彼女の親友には全てを話す為に食事会を開きました｣

それが記事に乗った写真です

悟｢実はAに会ったのはプロモが初めてではないんです

俺達がデビューしたてで、初の小さなステージのチケットを手売りで渡した数少ない相手がAでした｣

もう10年は立つのかな…
小さなステージに来てくれた、お客さんは数少なく、みんな笑ってくれましたが彼女は泣きながら笑ってくれたんです

『いま思えば泣きながら笑うのも恥ずかしい限りです…』

悟｢彼女のことを印象に残っていたのか記憶の奥底で覚えていました
思い出したのはプロモ撮影が終わって会話したときでしたが…｣

『あの時の私は男運の無さもあり
なりたくてなった医者という職業に自信というか、打ちひしがれていたんです…』

そんなとき、チケット貰ったし勿体ないから見に行こうと軽い気持ちで見に行ったんです

『いろんな衝撃を受けました
五条さん達に出会ってから男運の無さが回復というか運気の流れが変わって仕事も順調で…
五条さんより3つ下の若輩者に院長という肩書きを任せてくれました…』

でも確かにあの日、五条さん達に救われたんです

悟｢神の使いだもんね僕は
あっそれは奈々ちゃん曰く傑もか｣

『悟ったら…///』

五条さんは彼女の何処に引かれたんですか?という質問がきた

悟｢仕事に対する姿勢に尊敬してます
患者さんの為に一生懸命で常に第一線で命を救いあげて…カッコいいなって思ったんです｣

でも当たり前の日常がどれだけ尊いかを彼女は医者だからこそ理解してるんです