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「あっそうだA、はいコレ」
奈々はある物を渡した
『ありがとう奈々』
「いやー衝撃すぎて忘れてたんだけど、慣れてきたのか五条さんとAのやりとりを見て不意に思い出したわ」
あっ焼酎、頼もうかな…んー芋か麦か…
芋にしよう
『あっ奈々、私のは芋のロック
通常より1割り濃い目』
傑「私は麦で」
奈々は、はーいと言って注文した
「で、せっかく指定の物
買ってきてあげたのに渡さないの?」
Aは困ったような顔をしてそっぽ向いた
「「?」」
「早く渡さないと、この秘蔵の写真を五条さんに渡すわよ
さぁ、どうするの?」
奈々は不敵な笑顔を浮かべた
『どっどうぞ誕生日プレゼントです…』
Aは挙動不審になりながら、悟に誕生日プレゼントを渡した
悟「あっありがとう…」
悟はプレゼントを開けた
(なんだかドキドキする…)
悟「財布とキーケース…」
傑「よかったね」
悟「うん…」
プレゼントを見て幸せそうに笑う悟にAは安心した
『予約してたんですけど、忙しくて取りに行けなかったので奈々に取りに行って貰ったんです』
いつもは事務所に送りつけてたんですけど、今回からは直接、渡せるんですけど…いざ渡すとなると恥ずかしくて…
『奈々もありがとう』
「うん親友の頼みだからね」
傑「悟?」
悟「…」
呼ばれても心あらずなのか返事がなかった
傑「うん相当、嬉しかったみたい
そのうち戻ってくるから放置しよっか」
奈々達はお互い目を合わせて五条を見て笑った
悟「ハッありがとう」
あっ戻ってきたと傑が呟いた気がしたが気にならなかった
『あとコレも渡しとくね』
悟「なにコレ?」
『私の家のスペアーキーset』
悟「×〜!?」
『えっなんて?』
聞こえなかったので問いかけたが分からなかった
傑「悟ってこんなアホだっけ?」
「同様がスゴいですね」
傑「まぁそれだけ本気なんだろうけど」
「まぁあんだけベタ惚れだったら安心です」
奈々が夏油さんと会話してるなか、2人は2人の世界に入ってた
『恋人になったし、いつでも家に来てほしいから
スペアーキー渡そうと思って急遽、キーケースを買ってきて貰ったんです』
悟「A…ありがとう
僕のも持っていてほしいな」
そう言って、Aに家のスペアーキーを渡した
『ありがとう///』
不意に悟の携帯が通知をつげた
悟(奈々ちゃんから?)
五条は携帯から目を反らし奈々を見たが、それに気づいた奈々が秘密と言った風にシーと指を立てた
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作者名:卯月 | 作成日時:2022年7月3日 2時