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さっぱりしたぁ。
お風呂からあがるとキッチンに立っていたじゅりくん。
朝ごはんつくってくれてるのかな。
慣れない手つきで顔をしかめながら料理するじゅりくんがかわいい。
思わず笑ってしまった。
『ふふっ』
樹｢え、A…!?びびった、出たの｣
『じゅりくん頑張ってくれてるなぁと思って』
樹｢俺ダサすぎ、入ってる間に完璧に終わらせようと思ってたのに｣
『手伝うよ、ひとりじゃ危なっかしいから』
樹｢さんきゅ｣
2人でキッチンに並んで朝を迎えるって、
なんか同棲し始めのカップルみたい。
なんて考えてしまうわたしは、
どうしちゃったのかな。
樹｢今夜も目黒と？｣
『ううん、今日ラジオ出るみたいで遅くなるからって』
樹｢あー、そゆこと｣
『じゅりくん今日仕事は？』
樹｢オフでーす｣
『じゃあわたしここにいよーっと』
ほんの冗談のつもりで言ったはずなのに、
じゅりくんは優しい笑顔で
｢ははっ、いーよゆっくりしよ｣
って言ってくれた。
やっぱりじゅりくんといるのは落ち着く。
ずっとここにいたいくらい。
『じゅりくん、』
樹｢ん？｣
『ずっと疑問に思ってたこと言っていい？』
樹｢なに、こわい笑｣
『…目黒と関係もってて、じゅりくんが大切にしてるメンバーとも関係をもってたことがあるのに、なんでこんな優しくしてくれるの？』
樹｢え？｣
『なんでじゅりくんは私に手出さないの？だっていっぱい遊んでたじゃん女の子と、』
樹｢いやそれは、｣
『どう考えても軽い女なのに手出さないって、ほんとに女として見たことないの？私のこと』
なんでこんなこと聞いてるんだろ、私。
なんでじゅりくんを困らせるようなこと…
樹｢A、お前誘ってんの？｣
『…え？』
樹｢俺に抱いてほしいわけ？｣
『ちが、べつにそういうつもりで言ったんじゃ、』
樹｢そうとしか捉えられないんだけど｣
『ち、違う！ただ疑問に思っただけで、』
樹｢なんなら今からでもヤ る？でもこの関係を始めたらもうこれ以上にはなれないけど｣
『…それ、どういう意味』
樹｢さあな、自分で考えろ｣
わたしにはじゅりくんの言ってることが分からなかった。
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Jxrx(プロフ) - PaSOさん» はじめまして、作品を読んでくださりありがとうございます!!今後の展開がどうなるのか、関係性は変化するのか、色々な場面に注目して読んでいただけると嬉しいです!!今後とも宜しくお願い致します。 (2020年4月27日 23時) (
レス) id: 9172c61fbe (このIDを非表示/違反報告)
PaSO(プロフ) - はじめまして！毎回楽しく読んでます。ここからどんどん関係性やそれぞれに対する想いが顕在化してくる予感がしています。お身体に気をつけて更新頑張ってくださいね。楽しみにしています！ (2020年4月26日 15時) (レス) id: 842be9d369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Jxrx | 作成日時：2020年4月4日 3時
