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サスケを助けに行くため、門に向かったら

サクラ「A!」

『...サクラ』

サクラが、走ってきた

たぶん、ナルト達は先に行ったんだな








サクラ「A、もしかして」

『待ってろよサクラ』

サクラ「!」

サクラは驚いたように俺を見る

『サスケは絶対、連れ戻すからな!』

思いっきり笑ったら、サクラは泣きそうな顔をした

『だから、待ってて』

サクラ「A..!」

『泣くなよ。サクラは笑顔が似合うんだから
......笑顔のサクラ、結構好きだよ。俺』

少しずつだけど、サクラは笑ってくれた

サクラ「...うん」


『じゃあね』

これ以上遅れるわけには行かない
サクラの肩を叩いて、俺は急いだ









───────────────────
あ・うんの門の目前まできたら
次は、いのがいた

『...』

急ぎたいんだけどな、俺

いの「A」

『なに?』

いの「行くの?」

『じゃあ、誰がいくの』

少し、風がふく


いのは、俺の前に来て、真っ直ぐ見つめてきた

いの「Aは、綺麗な目、してるね」

『ありがとう』

いの「髪の毛も、カカシ先生より綺麗な銀髪」

『そう』

いの「...」

『終わりでいいかな』

いのはいきなり、抱きついてきた

『どうしたの。いの......大丈夫だよ。
サスケは絶対、連れ戻すから』

いの「Aはいっつも、みんなの事ばっかり
.....試験の時も、人一倍、怪我して、無茶して」

『あぁ、まぁね』

いの「なのに、何回も立ち上がって、立ち向かう」

何が言いたいの?








俺の肩が、ほのかに濡れた

いの「ごめんなさい..私、頼むしか出来なくて」

『...サクラもいのも、女の子だ』

いの「でも私は、Aに傷ついてほしくない」

『そう』

いの「サスケ君の次に好きだもん...A。
二次試験の時、サクラ守ろうと戦ってて、
かっこよかった」

『ありがとう、でもいのはサスケだろう。
早く離して......俺も、急ぎたいから』

なのになかなか離さない

『いの』

いの「...」

いのはやっと離れた
涙を流してた

『泣くなって.....』

俺、涙は弱いんだよ

『...なんだかな、いのもサクラも、似てるよね』

いの「えっ?」

『そうやって、サスケの為に涙流せるとこ』

俺は.....先生だったら泣くかも

『大事なんでしょサスケが。大好きなんだろ?サスケを。待っててよ。笑ってさ』

いの「...A?」

『サクラと笑って、待ってて。
...いの、女の子は笑顔のほうが可愛いよ』

Aがはにかむと、いのも笑った

いの「ありがとう」

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yuina30821(プロフ) - これから更新はしませんか? (2020年8月27日 23時) (レス) id: ac6c085ed6 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新停止が悲しいです!お話凄く感動するので、続きが読みたいですし、完結して欲しい!!!!! (2019年2月4日 1時) (レス) id: ae1345500e (このIDを非表示/違反報告)
nao - 読んでって面白かったです!続き楽しみにしてます! (2017年9月24日 19時) (レス) id: 4c66a3293f (このIDを非表示/違反報告)
幻影剣 - ナルトは除け者か?(笑) (2017年9月18日 9時) (レス) id: 97bea724c8 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - はざくらさん» ありがとうございます!続き頑張ります! (2017年9月13日 20時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風船ガム | 作成日時:2017年6月16日 19時

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