【wrwrd】後輩の頭のネジが行方不明 (ページ47)

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■好き■ ページ47

sha「じゃあまたなAちゃん！」

kn「ショッピ、Aに変なことすんなよじゃあな」

あれから少し経って、二人も蜜柑を二つ三つ食べてから帰っていった。

やっと二人きりですね！と満面の笑みで嬉しそうに言うショッピ君の頭を撫でて、彼と対面するように炬燵に入る。

スラリと長い彼の足が私の足と当たるとショッピ君は隣来ればいいのにと言った。

『あのさ、ショッピ君』

syp「はい、何でしょうあ、蜜柑のおかわりします？」

『んー、蜜柑は今いいかなぁちょっと聞いて欲しいんだけど、いい？』

syp「…？はい、分かりました」

『もうすぐ出会ってから一ヶ月半でしょ？だから言いたい事があるんだ

あの…

私と結婚を前提に、お付き合いしていただけませんか？』

今日言うつもりはなかった。でももう答えは出てたし、言うなら今だって気がした。

ロマンチックなムードも何もいらないや。

どうしても、伝えたくなってしまった。

私のいきなりの発言に珍しくショッピ君は顔を赤らめている。

syp「えっ、それって……俺の告白に対する答えって事でいいんですか…ね？」

『…………うん』

syp「ん、やばい、嬉しいちょ、先輩ぎゅってしていいっすか」

『今されたら恥ずかしくて爆発するからやめてください』

syp「じゃあします」

『話聞いて！？』

ガタッと炬燵から出て迫ってくるショッピ君から逃げるように後ずさると、壁に追いやられてぎゅうっと抱きしめられた。

先輩好き、と耳元で囁かれて顔がぶわっと熱くなってくのが分かった。

『これからよろしくお願いね、ショッピ君』

syp「はい、こちらこそよろしくお願いします」