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昏い、黒い ページ43

真っ暗な空間の中で、私は声を聞いている。


ゆらゆらと心地よく揺れる中で、私はもうとっくに目が覚めているのに眠った振りをして。


こんな心地よい時間なら、ずっと続けばいい。




何も考えなくてすむ。


何も怖がらなくてすむ。



そんな時間の中で、ずっと過ごせたらいいのに。



そう思った瞬間──



「うぁっ……!」


私の身体を支えていた何かが突然、泡のように消えた。


支えを失った身体は重力に従って、底なしの闇へと落ちてその中へと溶け込んでいく。







『だめだよ』

死という隣人→←優しい手



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設定タグ:呪術廻戦 , 両面宿儺
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ゆず(プロフ) - 初めまして宿儺様沼にハマり、作者様の作品に辿り着きました。とても面白いですし、宿儺様との展開が楽しみです!更新大変でしょうが応援しております!! (2021年4月26日 18時) (レス) id: 9087c45e44 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月18日 14時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっく。 | 作成日時:2021年3月26日 8時

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