【呪術廻戦】運命はクソ【夏油傑】

初めまして ページ10

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２つの約束をして私は会うことにした。
1つ。私の目の前で薬を飲む事。勿論私も飲む
2つ。私に触れない事。

それを硝子を通しあの2人に伝えてもらった。
速攻で返信が来たらしく今日の17時頃に約束した。それまで硝子とお喋りをしたが、どうも落ち着かない。





「そろそろ時間だ。心の準備は大丈夫？」

「少し吐きそうだけど多分....」

「やばそうだったら言って」

「もちろん....」





案内されたのは前来た医務室では無く、3人が使っているであろう教室だった。この扉を開ければあの人がいる。

自然と息が上がり手が震え始める。「やばそう？」と硝子に心配されたが、ここで引き返すわけにはいかない。約束は約束。

意を決して震える手で扉のドアを開ける





「は、初めまして。八尋Aです....」

「初めまして。私は夏油傑。こっちは五条悟」

「よろしく〜」

「とりあえず2人とも薬を飲め」





硝子が用意してくれた薬を取り飲み込む。
これで多分大丈夫。何も心配は要らない。

大丈夫。平気だ。と自分自身に暗示をかけ下を向いていた顔を上げ夏油さんと目を合わせる。





「やっと目を合わせてくれたね」

「......ｯ！！」

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