繰り返し ページ40
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五条くんに腹を蹴らてれ転がっていく
その間、硝子に抱きかかえられて医務室に連れていかれた
「大丈夫?これ薬ね。即効薬だから」
「あ、りが、とう...」
「急にヒートが来た感じ?」
「うん、今日の朝急に...ここ最近来てなかったから、油断してた」
「私の方もすまない。気をつけていながら」
落ち着くまで硝子がそばにいてくれた。落ち着いた頃に五条くんが来て少し警戒してしまった
「ったく....お前を襲ったりしねぇよ」
「分かってる、けど...」
「許してやれ五条。ついさっきあんな事があったばかりだからな。で、夏油は?」
「正気取り戻して謝りたいってさ」
「どうする?」
「...今は会いたくないです」
「分かったよ。アイツに伝えとく」
「ごめんね。硝子少しだけ1人にさせて」
「分かった」
医務室から五条くんと硝子が去っていく
布団にうずくまり声を押し殺して泣いた。怖かった。傑くんだって事は分かってるのに拒否してしまった
運命の番相手にまた拒否をしてしまった。
でも、噛まれそうになった時、一瞬でも許してしまった自分が気持ち悪い
そう思うと吐き気が止まらなくなり、近くにあった桶に吐いてしまった
何度も吐くにつれて吐くものが無くなり、胃液が出て来て、ついには血まで出て来てしまった
「っ!吐いてんなら呼べ!」
「しょうこぉ....」
「背中さすってやる」
「うぅ〜〜.....」
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硝子side
Aの部屋からデカい音が聞こえて、様子を見てれば夏油に襲われていた
急いで五条を呼び止めてもらったが、Aの心にあった癒え始めていた傷がぶり返したと思う
五条が蹴飛ばした間にAを抱え、医務室に走る。予備しておいた即効薬を飲ませたが、多分副作用が出るはずだ。これは使いたく無かったが仕方ない
Aを1人にするため、五条と医務室を出たらすぐ側にかなり落ち込んでいる夏油がいた
「硝子、Aは?」
「今は薬が効いて安定してるよ」
「そうか、良かった....」
「にしても、夏油が匂いに当てられて本能剥き出しになるとか...笑」
「傑は理性ありますよ人間だったもんなぁ?笑」
「2人ともうるさい...久々に嗅いだ匂いが、かなりきたんだよ...」
「でも、噛まなかったんだろ?」
「コイツ、噛む寸前だったぞ?」
「まじかよ...」
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Ayane(プロフ) - ハッピーエンドでお願いします!無理しないで、更新頑張ってください! (2021年3月8日 19時) (レス) id: 4a2bf0d9a5 (このIDを非表示/違反報告)
Ouna(プロフ) - ハッピーエンド希望です!更新無理せず頑張ってください!! (2021年3月8日 17時) (レス) id: cfdded3d3b (このIDを非表示/違反報告)
juri(プロフ) - いつも更新お疲れ様です!ハッピーエンド希望です!更新頑張ってください! (2021年3月8日 17時) (レス) id: af8441bcfc (このIDを非表示/違反報告)
ぴく(プロフ) - ぱーむくーへんさん» 見てくださってありがとうございます……;;更新頑張ります!100票目ありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです……!!!!!!! (2021年1月18日 18時) (レス) id: 6782217fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき 神ですか!? 訳)すごく面白かったです!頑張ってください!応援してます!ちなみに、百票目ぴったりに入れさせてもらいました。嬉しい(^^) (2021年1月17日 14時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴく | 作成日時:2020年12月15日 3時