【呪術廻戦】運命はクソ【夏油傑】

油断した。五条side ページ33

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車で寝ているAをじっと見つめる
ココ最近本当に忙しかったんだろう

Aと距離を詰め目の下にあるクマを指で撫でる




「んっ...」

「ッ！」




思わず距離を取った
俺は今何をした...？こいつは傑の運命の番だぞ

一気にうるさくなった心臓
その数分で色んなことがあって、動揺していると車が止まり補助監督が「着きました」と一言

Aを起こし車を降り、現場に向かう




「おい、大丈夫かよ」

「うん、へーき。今日も頑張る」




少しふらついてるAを心配しつつ現場に着き、補助監督に帳を降ろしてもらう

2級呪霊だし、資料見た感じだと雑魚だし心配要らねぇだろ。俺いるし

完全に油断した。こんな早いなんて聞いてねぇし書いてなかっただろ！？




「クッソ...！！おい！そっち行ったぞ！！」

「えっ....！？」




Aの横を通り過ぎた所を祓った。急いでAに駆け寄り安否を確認する




「おい！大丈夫かよ！！」

「っ....頭、かすった、だけ...」

「かすっただけの血の量じゃねぇ！！！急いで帰るぞ！！！」




Aを抱え急いで車に向かい、乗り込めば補助監督が急いで高専に向かってくれた

上着を脱ぎAを頭に巻きつける。少しでも止血になればいいが...




「硝子！！！」

「なんだうるさい....おい、それはなんだ...！！」

「Aが呪霊にやられた！頼む！！」

「Aの部屋に運べ！お前は運んだら夏油に知らせろ！！」

「あぁ！！」

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