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五条side
「ん〜こっちは雨か〜」
今日は出張の日。Aに一日会えない日。さっさと行ってさっさと片づけてしまおう。
…そうだ、なんなら僕がサプライズの早めの帰還をしてもいいな。
ただでさえ、A不足で一日離れただけでこんなにも愛おしいのに。
僕が知らないうちに他の男子たちと話しているところを見ると気が狂いそうだ。
「相当イカれてんねぇ〜…」
任務も早めに終わって、Aたちにお土産を買っていこうか、と今話題のところに向かおうとすると、それを阻むように僕の携帯がなる。
誰かと見て見れば真希の文字。彼女からかかってくるなんて珍しい。
「もっしもｓ…」
「五条、任務切り上げて今すぐこっち帰ってこれるか？」
切迫したような声に思わず眉を顰める。
「…任務は終わったからいけると思うよ。で、どうしたの？」
「…Aが、任務から帰ってこない」
ガン、と誰かに頭を殴られたような感覚に陥った。
「…どーゆーこと？Aの実力なら苦労するはずないと思うけど。」
確か今日の任務は2級の呪霊が数体。Aなら余裕なはずだ。焦る気持ちを携帯を思いっきり握りしめることで少し落ち着かせたはずなのに思ったより低く冷たい声が出る。
けど、そんなことは今どうだっていい。
「…アイツ今日本調子じゃねぇんだ」
ドクン、心臓が嫌な音を立ててなり始めた。本調子じゃない？
「…頼む、五条
詳細は後で話すから今はとりあえず、任務場所に向かってほしい。五条のことだから場所はわかってんだろ。
それに悪いのはAじゃなく上だ。そこ勘違いすんなよ」
それだけ言ってプツッと切れる電話。僕は自身を高速移動させてAの任務場所へ向かった。Aの無事だけを祈りながら。
帳も解けている。任務は無事成功させたということか。
中に進んでみれば、少し先の方に見える横たわっている手。
「っ、A…！」
いつもの余裕はない少しだけ情けない声が、響き渡る。
力なく横たわるAだが、息はある。全身が焼けるように熱いが急いで硝子に見せれば死なないことを確信し、少しだけホッとする。
しかし、一大事を争うことは確かだ。僕はしっかりと横抱きにして硝子の元へ向かった。
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ほしの。(プロフ) - シズ様 ありがとうございます！そう言っていただけてとてもとても嬉しいです…！ただいまテスト期間で死にそうでしたが、元気出ました！感謝です。。今後ともどうぞ、よろしくお願いします！ (2022年10月20日 19時) (
レス) id: 124138e0c0 (このIDを非表示/違反報告)
シズ(プロフ) - テスト頑張ってくださ〜い！主さんの作品めちゃくちゃ好きやから更新めちゃくちゃ待ち遠しいんよ！ (2022年10月10日 8時) (レス) @page46 id: ce3f4b3801 (このIDを非表示/違反報告)
ほしの。(プロフ) - MEGUMI様 私もそのシーン拝見しました！めちゃめちゃかっこいいですよね！まじでわかります♡更新頑張ります！ (2022年8月21日 11時) (レス) @page45 id: f3340582e1 (このIDを非表示/違反報告)
MEGUMI(プロフ) - 有難うございます！！初めて呪術廻戦見た時にさとるんの虚式｢茈｣を打つ瞬間めっちゃカッコ良くって惚れちゃいました♡更新頑張ってくださ〜い！！ (2022年8月20日 16時) (レス) id: 835a7597df (このIDを非表示/違反報告)
ほしの。(プロフ) - MEGUMI様 初めまして！初めから読んでくださり有難うございます！落ちはできれば全員書ければな、と思っているので五条先生も書く予定です！五条先生推し！という方が沢山いらっしゃるので五条先生多めで書くかもです！これからも作品をよろしくお願いします！ (2022年8月20日 11時) (レス) id: f3340582e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしの。 | 作成日時：2022年4月17日 12時
