変わる世界3 ページ8
「あんまり焚き付けるな五条。」
「悪い言い方するなよ、硝子。
これも人助けの一環でしょ？術師のオシゴトじゃん。」
部屋を出、学長の報告へと五条と向かう。
五条は頭の後ろで手を組み、長い足をバタバタと鳴らしながら歩いている。
また何か考えているようなのが正直気味が悪い。
「彼女、心的外傷によるストレスだな。」
五条があの一件に触れて以来、彼女は発声ができなくなってしまった。
心がどうのこうの言っていた割に、ズカズカと相手の心に踏み入るところがなんとも残酷で子供らしく思う。
丸1週間眠り続けた彼女にとっては、何もかもが受け入れ難い事実であり、願わくば何も知らない少女のまま……
「生き残ったことが重要なんだよ、硝子。」
まるで心を読まれたかのように、私の考えとは正反対のことを口にした五条に一瞬言葉が詰まる。
「まあ、どうにかなるんじゃない。」
ついきまりが悪くなり、思わず俯いた。
何も感じていないフリをした。
五条が一瞬歩みを遅らせた。
いつになく真剣な五条が語気を強めた。
「どうにかするしかないんだよ。
あの子は僕ら術師において最も天敵だよ。
彼女こそが最強かもしれないね。」
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ゆうき(プロフ) - 時さん» すごく嬉しいです。ありがとうございます。時さんも更新頑張ってください。いつでもコメント欄いらっしゃってくださいね。 (2021年8月6日 11時) (
レス) id: 67d009fa41 (このIDを非表示/違反報告)
時(プロフ) - コメント失礼します！最初で一気に惹かれました！続きを楽しみにしています！無理せず更新頑張ってくださいね！ (2021年8月6日 11時) (レス) id: 65803b71a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - ラリマさん» コメントありがとうございます。凄く嬉しいです。優しいお言葉感謝します。ラリマさんも体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。作品の方にもお邪魔させていただきます(p_-) (2021年8月6日 0時) (レス) id: 67d009fa41 (このIDを非表示/違反報告)
ラリマ(プロフ) - コメント失礼します! 続きがすごく楽しみです！これからも体調に気をつけて更新頑張ってください！！！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 3c461fe813 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうき | 作成日時：2021年8月3日 22時
