順応2 ページ11
「むむっ」
「むむむっ」
「なんなんだよお前らは…」
虎杖と釘崎が変な勘を働かせたせいで、俺まで五条先生を尾行する羽目になった。
虎杖と釘崎のために、五条先生が東京観光を企画したものの、途中で抜けてしまった五条先生が何か隠していると2人が踏んだことが発端だ。
たしかに最近は五条先生が途中でいなくことが多々見られ、高専にいる姿も多いから、何か高専内にあるんだろうな、とは思っていた。
しかし、あくまでも先生であるし、そもそも謎なことも多いし、これが普通だと思ってたから特に何も思わなかった。
それを釘崎が…
「ぜーーーーったい女！！！！」
五条先生がいなくなったあと、声を張り上げて言い切った。
すでに面倒なことに巻き込まれそうな気がして、俺は黙った。
虎杖は1ミリもピンときていないようで、首をかしげている。
「そうかー？俺、そういうのよくわかんねー。
伏黒はどう思う？」
「俺に聞くなよ、そんなこと。」
突然、虎杖に振られ言葉に戸惑った。
けど五条先生だって人間だから、そんなことがあっても別段おかしくはない。
ただ、あの人の相手となると、どんな人物なのかは少し気になる。
「これだから男って…。
バカね、あんた達。いつも居なくなる先生の持ち物思い出してみなさいよ。」
釘崎が偉そうに鼻で笑い、俺たちに考えるよう促した。
しかし、普段の五条先生に興味がなさ過ぎてマジで何も出てこない。
「しっかたないわね〜。
五条先生、いつも居なくなる時、甘いもの持っていってんのよ。女に会いにいってるとしか思えない！！」
「俺も甘いもの好きだぞー？」
断言する釘崎。だんだんと熱くなってきているのを察して嫌な予感がした。
「尾行するわよ！！」
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ゆうき(プロフ) - 時さん» すごく嬉しいです。ありがとうございます。時さんも更新頑張ってください。いつでもコメント欄いらっしゃってくださいね。 (2021年8月6日 11時) (
レス) id: 67d009fa41 (このIDを非表示/違反報告)
時(プロフ) - コメント失礼します！最初で一気に惹かれました！続きを楽しみにしています！無理せず更新頑張ってくださいね！ (2021年8月6日 11時) (レス) id: 65803b71a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - ラリマさん» コメントありがとうございます。凄く嬉しいです。優しいお言葉感謝します。ラリマさんも体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。作品の方にもお邪魔させていただきます(p_-) (2021年8月6日 0時) (レス) id: 67d009fa41 (このIDを非表示/違反報告)
ラリマ(プロフ) - コメント失礼します! 続きがすごく楽しみです！これからも体調に気をつけて更新頑張ってください！！！ (2021年8月6日 0時) (レス) id: 3c461fe813 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうき | 作成日時：2021年8月3日 22時
