1日目―4― ページ13
お星様に色が付きました！
しかも、順位まで付いて、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです！！
これからも頑張って投稿していきますので、楽しみにしていただけると幸いです！
これからも【呪術廻戦】いつか【結界師】をよろしくお願いします！！
↓では、本編をどうぞ！
建物内は呪いのせいか、薄暗く不気味だった。
先程からコソコソと刑事ドラマとかでよく見る動きを繰り返す虎杖くん。
なんの迷いもなく、コツコツと靴を鳴らして歩く釘崎さん。
その2人の温度差に、早くも着いて行けなくなっている私。
なんか居ずらい………。
釘崎「3手に別れましょ。雪村は最上階から、私はその下から1フロアずつ調べるから、アンタは下から。」
最上階！？
ここの最上階からは、少し嫌な感じがする。
気配は3級か4級の怨霊なのに、少し嫌な予感がする。
「分かりました。しかし、もしかしたら下手を起こすかも知れませんので、その場合、私の式を飛ばしますから、応援よろしくお願いします。」
釘崎「了解。ほら、さっさと行きな。」
「はい！では、虎杖くん、釘崎さん。ご武運を。」
それだけ言って、私は最上階へと駆け上がる。
下から、「最近までパンピーだったやつに言われたくないわよ！さっさと行け！！」と声がした。
恐らく、虎杖くんが「呪いは危ないから」みたいなことを言ったのだろう。←当たり
最上階に着くと、そこは何も物が置かれていない部屋だった。
でも、気配はする。
「気配だけ残すなら………！結！」
気配が一番濃い場所に、床にめり込むような結界を張った。
すると、結界を見た呪霊が怯えたのか、私の結界の中に現れ、結界を叩き始める。
「どんなに叩いても、私の結界は破れない。ごめんね。滅！」
呪霊を滅すると、今度はさっきより大きな気配が私を支配する。
これ、何級？
「結！」
気配のした方を結界で囲めば、呪霊が顔を出した。
ニタァと笑い、私に爪を向けてくる。
すんでのところで避け、急いで結界を張る。
「滅！」
と腕を滅すると、呪霊が外へ逃げてしまう。
外に出られてしまえば、先程と状況が違うため、いつもの結界が使えない。
いつものように使えば、呪霊は避けてしまうし、滅せたとしても腕だけだろう。
「あー！もう！命中率下がっちゃうけど！結！」
棒状の結界を呪霊に突き刺せば、呪霊の心臓部に上手く刺さってくれた。
「滅！」
そう唱えると、呪霊が跡形もなく消え、気配も消えた。
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作者名：葉月 愛衣 | 作成日時：2020年12月14日 16時
