０日目―7― ページ9
？「もうやめなさい。」
そう言ったのはお母さんだった。
お母さんは、私やお姉ちゃん、おばあちゃんのように結界術が使えない、人間。
一般で言う非術師だ。
静江「喧嘩はよしなさい。時音、時羽のこと、分かってあげなさい。時羽だって、もう中学3年生。子供じゃないのですから。」
お母さんがそういうと、お姉ちゃんは下を向き、座布団の上に座った。
静江「お母さんだって怖いわ。時羽が時雄さんのようになってしまうのではないかと気が気じゃありません。でも、時羽が誰かの為に強くなりたいというのなら、止めはしません。」
「お母さん………。」
お母さんは、真剣な顔から、いつもの穏やかな笑顔になった。
”時羽のやりたいようにやりなさい。”と応援してくれているような笑顔だ。
時子「時羽。私たちからの条件を呑んでくれるのなら、呪術高専への進学を許可しますよ。」
おばあちゃんは飲んでいたお茶の湯呑みを、トンッと机に置き、話を続けた。
時子「1つは、卒業まで仕事はお休みしなさい。しかし、緊急時などは必ず来ること。そして、卒業後には立派な結界師になっていること。」
確かに、私は今の自分から変わりたくて呪術高専に行くんだ。
おばあちゃんの言うように、最高の術者にならなかったら、通った意味がなくなってしまう。
時子「もう1つは………。」
時音「ほら時羽！電車に遅れるよ！午後に他の1年2人と、五条さんと待ち合わせしてるんでしょ！式神と携帯は持った？！」
「持った！これから行くの！…………いってきます！！」
ジメジメとした湿気が、鬱陶しい6月。
―――――ついに高校生です。
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こんにちは！作者の葉月 愛衣です！
こんな文才のない話を投稿してしまってすみません！！
作者は絶賛スランプ中なので、これからもこんな話になってしまいますが、お許しください。
2020.12.19.葉月 愛衣
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作者名：葉月 愛衣 | 作成日時：2020年12月14日 16時
