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「! んじゃここで結果残すから、そしたら結婚しよ♡」
「せいぜい頑張りなさいや」
いえーい!
あっという間に元気を取り戻し軽くなった体でピョンピョコ飛び跳ねる士道の頭にうさ耳が見えてきた。うわ可愛くないはずなのに可愛い。
士道にあげた水はそのまま持っていくよう言って医務室を出る。先程までの青白い顔色と打って変わって、健康的な肌色にガタイのいい身体が明らかになった姿を見てグッと背を押してフィールドに戻るよう促した。
「これで君の本調子も見れるし、頑張りなよ。モニターでバッチリ見てるから!」
「Aちゃんも惚れ惚れする神プレー見せてやんよ! んじゃね!」
──という感じです。そうエゴさんに説明するもなんて?と聞き返された。
その後フィールドに戻った士道のパフォーマンスが今までとは全く違いキレキレなのを見てエゴさんも驚いていた。体力テストの結果の割に動きが良くないとは思っていたようで、それが呪霊の影響なんだよと至極丁寧に教えてあげると神妙な面持ちでワタシを見た。
「……呪術師、いて良かったかも」
「でっしょ〜?? エゴさんも困ったら相談するんだよ〜♡」
「げぇ」
「げぇってなんだげぇって」
こう見えても優秀な呪術師として名を馳せてるんだぞと付け足し言うと鼻で笑われた。
そもそもの話!
このワタシをこんな一箇所に留めておけるだなんてJFUも一体いくら注ぎ込んだのかという話である。そのくらい主観的にも客観的にも、ワタシという呪術師の価値は実は高いのだ。それを全くわかっていないエゴさんに今に見てろよという気持ちも込めて、彼の頭上にぐるぐると渦巻くように漂っていた呪霊をパンチで祓っておいた。
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ことこと(プロフ) - ぐらす。さん» コメントありがとうございます！ちょっと(というかだいぶ)ネジの吹っ飛んだ夢ちゃんのドタバタが見たくて自給自足……そう言っていただけるととても嬉しいです……!!ありがとうございます！ (6月1日 21時) (
レス) id: fe3705f0cd (このIDを非表示/違反報告)
ぐらす。(プロフ) - 夢主さんのキャラが好み過ぎて面白いです・・・！ (6月1日 1時) (レス) @page5 id: 6255010be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこと | 作成日時：2023年5月31日 23時
