心の傷〜第二章〜【魔入間・魔d!】

44.番外編・年越し ロボロ編 ページ44

『わぁ！ロボロくん！凄いですね！』


ロボ「むっちゃ騒がしいなぁ…」


私達は今、お祭りに来ている。


このまま楽しく年越しをしたかった…


はずだった。


『ｯ、痛ｯ…』


ロボ「ど、どしたんや！？」


『す、すみません…。足をさっき捻ってしまって…』


ロボ「…少し休もうか、」


『え！？で、でも！』


ロボロくんとまだ楽しみたいのに…！


すると、ﾋｮｲ、と持ち上げられる。


いわゆる、お姫様抱っこ。


『へ！？//ひっ、人がいますよロボロくん！』


ロボ「いいから、」


『は、はひ…』


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


そして、お祭りから少し遠い所へ、


ロボ「あー…これ結構痛いやつやん」


『…はい…』


ロボ「、こっから俺の家近いから、


絆創膏持ってくる。ちょっとまっとってや」


『ｯ、』


ギュッ、とロボロくんの袖を掴む。


ロボ「…A？」


『い、かないで…下さい…』


ロボ「え？でも」


『ロボロくんと…離れたくないです…』


ロボ「ｯ、」


『、ロボロくん？…ｷｬｯ』


急に壁ドンをされてビックリしてしまう。


ロボ「…俺、Aが好き…。俺も離れたくない…」


『、ロボロく、』


ﾁｭ


『ん、ふｯ』


時々ロボロくんの舌が入ってきて、


息がしずらくなる。


『ろ、ボロｫ、く』


ロボ「…俺、もう我慢できひん…」


『…いいですよ…』


ロボ「え？」


『私も、ロボロくんが好き』


ロボ「…後悔しても、知らへんからな…」


『しませんよ。貴方と一緒過ごせただけで、幸せです。』


来年も、ずっとずっと。


この幸せが、いつまでも続きますように。

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