心の傷〜第二章〜【魔入間・魔d!】

28.嗚呼 ページ28

『…ん、』


起きたときに最初にみたのは、


リードさんだった。


リー「…！」


『…！！』


リー「…A…。ごめん。」


『…！』


謝るなんて思いもしていなかった。


『…もう、大丈夫ですよ』


と、私は笑った。


リー「ほんとにｯ…ほんとにごめんｯ…


僕ｯ…最低なことしたｯ…」


これで、三人目…


嬉しいです


『…気にしていませんよ。リードさんを


傷付けないで、よかったです。』


リー「…ｸﾞｽｯ、ありがとう」


『…ふふ、えぇ。』


リー「…傷、大丈夫？」


『…！大丈夫…です、』


リー「…僕が悪女に言おうか…？」


『え！い、いや！大丈夫です！』


リー「…これからは助けるね。」


『、っふふ、頼もしいですね。』


リー「あーｯ！何その頼りないみたいな言い方！」


・・・


と、沈黙が少し流れたあと、


私達は吹き出し、ケラケラと笑った。






あぁ、久しぶりだなぁ。


こうやって、問題児の人と笑いあうの。




あぁ、幸せだなぁ。


段々と、信じてくれる仲間が増えるの。



















嗚呼



















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                     辛いなぁ。

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