心の傷〜第二章〜【魔入間・魔d!】

21.ノーム ページ21

ノー「……眠、い…」


『の、ノームさん！行きましょ！』




ノー「…ご主人…様？」


『んぁ！！！なんでしょうか！？』


ノー「…どう…した…の？」


『え？何がですか？』


ノー「…悲し…そうな…顔…してる。」


『！！』


勘が鋭いですね…


ノー「…なにか、あったの…？」


『…えぇ。少し…お気遣いありがとうございますね…！』


ノー「…大丈…夫？」


『え？だ、大丈夫ですよ！


えぇ！大丈夫です！』


ノー「…俺、知っ…てる。」


『…何をですか？』


ノー「よく…ね、大丈夫…とか、ありがとう…とか


言う人は、裏で…泣いてる…人が…多いんだ…。」


『ｯ！！』


ノー「違、う…？…その反応だと…、あってる…ぽいね」


『…ノームさんは、優しいですね』


ノー「…ううん、それは…主人じゃ…ない？」


『…え？』


ノー「優しい…から、俺達に…選ばれたんじゃ…ないの？」


『…そう、なんですかね…』


ノー「多分…そう…だよ…、」


『ふふ、だとしたら嬉しいです…！』


ノー「…好き…。」


『へ？』


顔に熱がこもっていくのがわかる


ノー「、あ…ち、違う…


ご主人様の…笑顔…が…す…好きって…ぃ…ぃった…の…」


『へ？あ、あぁ！…ありがとう…ございます…』


びっくりしました…、


ノー「…ご主人…様」


『ん？なんですか？』


ノー「…俺…頑張って…みても…いい…？」


『…？』


何をガンバるんでしょうか…


でも、応援はしたほうがいいですよね…！


『はい！頑張って下さいね！』


ノー「…うん…覚悟、して…おいてね…？」


『…覚悟…？』


え？え？


頭がドンドン混乱していく…


ノー「…ぁ、そろそろ…」


『あ！そうですね！行きましょう！』


ノー「…うん」



















ノー「絶対…振り向かせて…みせるから。


…覚悟…しといて…A様」

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