story6 ページ7
＜顕嵐side>
あーあ、A、二人暮らしのこと言っちゃったかー
あいつら絶対うるさいし、絶対何か理由つけて家に遊びに来るよ……
北斗「顕嵐、Aと２人で住んでたのか」
顕嵐「ん？あ、うん、そうだよ」
いきなりの北斗の発言に驚きながらも平静を装う
……びっくりした
北斗「よく普通に暮らせるよな……」
顕嵐「……え？どういうことだよー」
北斗「え？だってお前、Aのこと好きなんだろ？」
…………え？何でそのこと……
顕嵐「いやいや、俺ら、兄妹だぜ？」
北斗「そんなの関係ないだろ？
大体本当の兄妹じゃないんだし」
顕嵐「違うって、さすがに……」
北斗「……見てりゃわかるよ」
北斗の呟きを聞いて、もう逃げられないと思った
こいつは気づいてたんだ。いつからかは知らないけど、確信を持って
顕嵐「……それはお前もだろ」
北斗「何だ、気づいてたのかよ」
顕嵐「見てりゃわかるよ」
俺の返答を聞くと北斗は軽く笑った
北斗「そりゃそうか。お互い嫌でも同じ女見てたんだもんな」
顕嵐「バレてないはずがなかったね」
実際北斗のは確信はなかったけど……
北斗「……お前も大変だな。男からも女からもモテる妹で」
顕嵐「自慢の妹だよ」
北斗「……そうか、じゃ、またな」
顕嵐「うん、また」
北斗が教室に入ったのを見届けて俺も教室へ戻った
全く……北斗がライバルとか敵わねーよ……
？「顕嵐、おはよー」
教室に入った俺に声をかけてきたこいつ
顕嵐「あれ、神宮寺、おはよ」
勇太「今日も遅刻ギリギリかよ」
顕嵐「いや、今日はC組行ってたから」
俺とAの幼なじみでAのバンド仲間でもある神宮寺勇太だった
勇太「え？Cで何かあった？」
顕嵐「いや、俺が宮近に用が……
…あれ？宮近に話してない気がする……？」
勇太「お前、何してたんだよw」
ヤバい普通に盛り上がって本来の目的忘れてたわ……
マジか俺……
顕嵐「……(小声)北斗がAのこと好きらしいよ」
勇太「(小声)マジか……」
俺と神宮寺は小さい頃からAを守るために２人で頑張ってるんだ
今からは想像つかないかもしれないけど、小学生の頃はAは泣き虫でかなりおとなしい子だったから、俺らで守らなきゃって思って
神宮寺がAのことをずっと好きなことも知ってる。勿論神宮寺も俺が好きなことを知ってるだろう
だけど、俺らは何よりAを守りたい
変な男に持ってかれるくらいなら神宮寺に持ってかれた方がずっとマシだって思うほどには、ね
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ジャニーズlove(プロフ) - あ、12.5話読む前にコメントしちゃいました…！！顕嵐落ち希望です！！ (2017年11月24日 3時) (
レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズlove(プロフ) - できればでいいですが顕嵐落ちがいいです…!!!! (2017年11月24日 3時) (レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 小説とっても面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています。更新頑張ってください (2016年9月20日 16時) (レス) id: 24cd997fee (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 私も安井くんとくっついて欲しいです！安井くん大好きなので！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 初めまして！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2016年7月1日 22時
