story22 ページ24
＜Aside>
翌日の昼休み、私と謙太郎君は生徒会放送をするために放送室に来ていた
謙太郎「失礼しまーす」
A「失礼しまーす」
そっとドアを開けて中に入ると
勇太「お、来たかー！」
勇太が１人で放送機器に向かっていた
どうやら今週一緒に放送を担当している子が風邪を引いちゃったみたいで、今日は１人だったんだとか
謙太郎「何かこのメンツ懐かしいな」
勇太「本当っすよねー！中学の時の生徒会ですもん！」
本当、この３人で馬鹿なこといっぱいしたなぁ……
懐かしい……
A「そういえばさ、何で勇太は高校で生徒会入らなかったの？向いてたのに…」
勇太は昔からチャラく見えて意外と真面目だし、人前で話すのも結構上手だったのになぁ
勇太「いやー、何でだろーな？
つか、俺の話はいいんだよ。放送、はじめようぜ？」
勇太はそう言ってテキパキと用意をすすめる
……何かはぐらかされた？
実はこの学校の生徒会放送はかなり影響力が強い
昼休みに校内放送で流すだけなんだけど、結構みんな聞いているから緊急の連絡事項なんかはすぐに伝わるんだ
だから、今回みたいな事務連絡的な放送にはうってつけな訳です
勇太「よし、準備終わった。放送できるよ」
A「了解！勇太、ありがとう！」
勇太「……どう致しまして」
ちょっと照れたように目をそらす勇太が可愛い
勇太、意外と照れ屋なんだね
謙太郎「よし、A、やろっか」
A「そうだね、やろう」
その言葉を合図にチャイムを鳴らす
ピンポンパンポーン
謙太郎「生徒の皆さんこんにちは。生徒会長の安井謙太郎です」
A「同じく副会長の阿部Aです」
謙太郎「今日は生徒会の方から生徒の皆さんにお願いがあってーーー」
安井君は原稿もないのにスラスラと貢ぎ物禁止についてを喋っている
普段はいっつも笑顔だしフレンドリーだけど、やっぱ凄い人なんだな、なんて今更感じた
というかこの仕事、私いなくても良かった気がするけど……？
私最初の挨拶しかしてないし……
謙太郎「ーーー。以上が生徒会からのお願いでした。それでは皆さん、残りのお昼休みを楽しんでください」
安井君が放送を切る
そして、一気に息を吐き出す
謙太郎「あー、緊張したー！」
A「え、そんな風には見えなかったけど……」
謙太郎「本当？良かったー！
ま、Aが隣にいてくれたからかな？
一緒に放送してくれてありがとね、お疲れ様」
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ジャニーズlove(プロフ) - あ、12.5話読む前にコメントしちゃいました…！！顕嵐落ち希望です！！ (2017年11月24日 3時) (
レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズlove(プロフ) - できればでいいですが顕嵐落ちがいいです…!!!! (2017年11月24日 3時) (レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 小説とっても面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています。更新頑張ってください (2016年9月20日 16時) (レス) id: 24cd997fee (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 私も安井くんとくっついて欲しいです！安井くん大好きなので！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 初めまして！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2016年7月1日 22時
