お兄ちゃんレンタル店。 #2

episode34 ページ5

貴方さいど。

貴方「ん……っ？」

右腕に痺れを感じて目がさめる。


少し楽になった体を起こし、
右腕を見ると、


爆睡している阿部さん、


どうしよう、寝顔が超天使←←


顕嵐「んー……」


…現在午前9時。


起こしたほうがよさげ？←


貴方「起きてくださいー……」

と、軽く揺すってみるものの
まったく起きる気配無し。


貴方「あーべーさーんー……」

と、ぺちぺち叩いたものの
まったく起きる気配無し。


貴方「…起きないとちゅーしますよ、」

顕嵐「えっ！？」

と、叫びながらガバッ、と起き上がった。


貴方「おはようございます、」

顕嵐「ああ、お、おはよ……」

と驚嘆の表情を浮かべながら
目をこする阿部さん、

貴方「叩いても、名前呼んでも、揺すっても
起きなかったんですよ？」

顕嵐「ごめん、汗

……えっ、名前呼んだの？？」

貴方「うん、ｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」

顕嵐「…なんて？」

貴方「いや、普通に阿部さん、って、」

顕嵐「……阿部さんじゃやだ、」

貴方「へ？」

顕嵐「にぃに、がいい、」

と唇を尖らせながら
言ってくる。

貴方「にぃに、？」

顕嵐「ちょっ////
そんなすんなり言うなよっ/////」

貴方「だってにぃにって
呼んでって言ったじゃーん、」

顕嵐「直球すぎっ////」

貴方「も〜、意味わかんな〜い笑笑」

2人でベットでキャッキャッキャッキャッ
騒いでると

コンコンッ、

安井「おーい、大丈夫かー、」

と安井さんの声が聞こえた。

貴方「大丈夫でーす、
遊んでるだけでーす笑笑」

顕嵐「でーす笑笑」

安井「そっか、度が過ぎないようにしろよー」

貴方・顕嵐「はーい笑笑」


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…ゆるい←

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