7th ページ8
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「 ウオオオオオオオ！！！！ 」
巨人のものであろう咆哮に
思わず耳を塞ぎ、目をつぶる。
目を開くと、巨人が巨人を殴っていた。
「 え…？ 」
あまりの衝撃に
間抜けな声が口からこぼれる。
そこにミカサ、アルミン
コニーがやってきた。
「 A！！
よかった、生きてたんだね！ 」
そういいながら
駆け寄ってきてくれたのはアルミンだ。
「 アルミン…。あれは…、
あの巨人は、なに…？ 」
その私の質問に答えたのはミカサだった。
「 それはまたあとで説明する。
今は補給所に向かおう 」
「 補給所って、
あんなに巨人が群がっているのに？ 」
「 ウオオオオオオオ！！！！ 」
また咆哮が響いた。
巨人の方を向き、驚いた。
黒髪の巨人はあの巨人にとどめを刺したようだ。
「 あの巨人を利用する。
大丈夫。
A1人くらい私でも運べる 」
そう言いながらミカサが近づいてきたと思えば
足が地面から離れた。
ミカサに持ち上げられたのだ。
「 ミカサ、降ろして、 」
そう私が言っても聞いてはもらえず
そのまま補給所の方に向かって
立体機動で移動し始めた。
アルミンもガスは切れてしまっているのか
コニーに抱えてもらっていた。
「 おいミカサ！！
どうやって補給所に入るんだよ！！！ 」
「 このまま突っ込むしかないでしょ 」
ミカサとコニーがそんな会話をしていた。
大丈夫なのか。
そのままの勢いで
補給所の窓に向かって突っ込んでいった。
中にはジャンなど多くの兵士がいた。
「 おいミカサ！
生きてんじゃねえか！ 」
ジャンがそう言うとコニーがジャンに
あの巨人について話し始めた。
あの巨人は奇行種で
人間には全く興味を示さないと。
そんなことがあるのかと疑問に思ったが
今はガスの補給が最優先だ。
.
巨人が7体、補給所の中まで入ってきているらしい。
数が増えていなければ
アルミンの考えた作戦で仕留めることが出来るはず。
アルミンが不安そうな顔で
銃を持っている。
安心させるために私は声をかけた。
「 アルミン。大丈夫。
きっと上手くいく。
だから作戦通りにやろう 」
そう言うと、アルミンは安心したように
微笑んでくれた。
「 ありがとうA 」
そうして、
巨人を討伐する7人以外はゴンドラに乗り込んだ。
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ガール - 最高過ぎます！ (2018年9月16日 19時) (
レス) id: 9eb3ea7897 (このIDを非表示/違反報告)
?.ﾟ織姫のゆーな(プロフ) - 雨屋まほろさん» わわ、コメントありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです…。声が聞こえてナイフを手に取るシーンは前々から書いてみたいなと思っていまして、そんな細かいところまできちんと読んでくださるなんて励みになります。本当にありがとうございます！ (2018年7月26日 11時) (レス) id: caa1caa173 (このIDを非表示/違反報告)
雨屋まほろ(プロフ) - 進撃の夢小説でこんなにも心をうたれたのは久しぶりです。気の利いたコメントはあまり書けないので一言で言わせていただきますと、めちゃくちゃ面白いです……声が聞こえてきてナイフ手に取るシーンがとてつもなくよきです…… (2018年7月25日 22時) (レス) id: 83522f25c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：?.ﾟ織姫のゆーな | 作成日時：2018年7月25日 0時
