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＊ ページ24
『う、そ‥‥』
顔を見ないよう、下を向きながらそう呟くと嘘じゃない〜なんて行ってくる彼が愛おしく想えた。
私の手を自身の胸元に当てて来た彼の顔はまだ見れなかった
「好きじゃないならこんなん心臓なってない、」
luz君の心臓は驚くほどバックバクで。少し恥ずかしそうな彼に胸がきゅうっとなった。
わたしもこんなんだよ、なんて言って微笑む私。顔見せて？なんて言ってくる彼。もう、流されてもいいかな。なんて
「やっとこっち見てくれた」
何かを愛おしそうに見る彼。その何か、が私だと思うとたまらなく愛おしい。
『だいすき、』
なんて言って抱き返すと心底嬉しそうな顔をして喜ぶ彼。2人で微笑むこんな時間も良いなあ、なんて思うけど少し、彼の気持ちに配慮することにした
『ねえ、好きにしていいよ？』
彼は私の至る所をくすぐってきた。笑い声を出すがやはり恥ずかしくて。
『…っふふ、luz君、』
「くすぐられて反応してるAが世界一可愛い、」
luz君は世界一かっこいいよ、そんな言葉は言えないからひたすら彼の行動に反応することにした。
「誰よりも愛してるのはAだけなんやけど」
『私の方がluz君のこと愛してるんやけど？』
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