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ラーメンを注文し、2人ではんぶんこした



「はんぶんこ!Aとはんぶんこするの!!」と言う翔太は私を殺すくらいの威力があった

喜んではんぶんこした






「次は・・・ゲームセンター行きたい!!」と翔太が言ったので二つ返事で了承した



でも・・・ちょっと心配事がある


同年代の子に私を見ながら「あの人だれ?」と聞かれたら翔太は必ず「僕の彼女!」と笑顔で言うはず

そしてそれを聞いた同年代の子は親に言うかもしれない。それはマズい。


変に怪しまれてはいけない





「バーゲン中!!!服がお安くなっておりまあす!!!!」



ダダダダ、というような音が聞こえてくる


見れば主婦達が服を求めてダッシュしてくる



人の波ではぐれてしまうかもしれない



「翔太、絶対手を離さ・・・」


そこで私は気づいた




私は何も無い床に話していた

いるはずの翔太は、いなかった





私の頭が真っ白になるには充分だった








そこからはもううろ覚えだ


覚えている事といえば店員さんに「もう閉店時間ですので・・・」と言われた事くらい


もう、翔太に会えないのかな


その事しか頭にない



気付けば私は泣きながら歩き、家に帰っていた


・・・ここ、翔太の家だ



いる訳無いけど、確認したい



合鍵を使ってドアを開ける





「おかえり、A」

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作者名:*作者一同* x他2人 | 作者ホームページ:***  
作成日時:2019年8月18日 18時

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