20. LUHAN ページ20
「何、今の…」
Aが小さく囁く声を、俺は聞き逃さなかった。
揺れる目に、溜まる涙。
最近こいつはよく泣くようになった
「A」
後ろで、彼女の名前を呼べば
ごしごしと腕で涙を拭って
「ルハン？」
僕を見る。
ああ、本当に
不器用というか、何というか。
ジョンイン先生も、Aも
見てて飽きない。
気持ちに正直すぎるAは、真っ白な百合の花みたいで
先生はきっと、戸惑っているんだろう
キムジョンイン先生は、きっと誰より不器用だから。
「隠さなくていい、Aはまだ好きなんだろ」
顰める顔
そして、泣きそうな笑顔
両思いなのに、神様は惨すぎる
どうして、相手を先生に
そして生徒にしたんだろう。
「A、よく聞け」
だけどね、
もし神様が居るなら、俺は正々堂々と言ってやるよ
俺の方が上手だよって
こいつらの試練なんか、俺が手助けして
何処までも支えてやるって
無駄な事はあんまりするなって。
「もう、先生を避けるな」
色素の薄い髪
だけど、茶色く無い髪
アッシュ系の髪色は
光を良く反射して
輝く太陽を映す鏡のようだった。
「だから、もう無理はするな」
彼女の瞳は、星空のよう
その瞳に見つめられて、吸い込まれそうになった俺は
「ほら、バック持って」
そう 彼女を促した
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IRa(プロフ) - さくみんさん» レスありがとう！読んでくれてありがとうね。そろそろるうちゃんのお話を書こうかなーなんて考えてます。笑ショウタイムもう一回して欲しいな…なんて考えてます。笑 (2014年3月27日 0時) (
レス) id: 254cfcd45f (このIDを非表示/違反報告)
さくみん - 読みました！！カイ君、生物か数学っぽい！白衣やばいわwるぅの憂鬱、感情移入しちゃったよ・・・。もう、切なすぎる！今回もiraおんに独特の世界観でした！そして、カイヨル！estでもやばかったもんね！ちゃに、やばい・・・。 (2014年3月13日 22時) (レス) id: f0528f3edf (このIDを非表示/違反報告)
IRa(プロフ) - 美優さん» ありがとう！いつも励みになってる~~ また書けるように頑張るね~~ (2014年1月25日 13時) (レス) id: 422890ccf1 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - この作品も本当に楽しかったよ！！ほんとに、素敵な時間をありがとう！これからも小説、楽しみにしてます！ (2014年1月23日 13時) (レス) id: 5c50b9abe2 (このIDを非表示/違反報告)
IRa(プロフ) - さらさん» そんな勿体ないお言葉TT ありがとうございます~~ 読み進めていただきありがとうございました！これからもどうぞ、宜しくお願いしますね~~ (2014年1月23日 10時) (レス) id: 422890ccf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IRa | 作成日時：2014年1月15日 18時
