sorting hat ページ7
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汽車から降りて少し歩く。
また少し経てばそれはもう大きなホグワーツ城が目に飛び込んできた。
「わぁ…すごい」
「早く行こう！ベル、シリウス！」
「うん！」
「…おう」
ホグワーツに入り大広間に着いた。
上を向けばたくさんのロウソクや星、
どこを見ても綺麗だった。
見蕩れているととある声が耳に入ってきた。
「これから組み分けを行います。
ABC順に呼びますので呼ばれたら前に出てきてください。」
その言葉を聞いた瞬間
楽しみと緊張感で胸がドクドクと鼓動が早くなっていった。
「ブラック･シリウス！」
とても早く呼ばれたシリウスは
椅子に座って帽子を被せられた。
チラッと横をむくとジェームズとその奥にニコニコとしているスリザリン生がいた。
この私でもブラック家はまぁまぁ知っているしスリザリンになるのかと私は何故かソワソワしていた。
だけど夢では… 。
周りを見ると女の子達が小声で話をしたりしていた。
かっこいいから女の子達が騒ぐのも無理は無かった。
「グリフィンドーーーール！！」
やっぱりだった。夢とおなじ。
組み分け帽子が言った途端にスリザリンはザワザワとし
グリフィンドールからは歓声が聞こえた。
「エバンズ･リリー！」
少しして夢の中で出てきた赤毛の女の子が椅子に座った。
夢よりもかわいらしかった。
「…女神みたいだろ？」
「あっ、もしかして…」
「そうさ、あれが僕の女神だ。」
ジェームズが惚れるのも分かる。
私だって惚れちゃいそう。
「グリフィンドーーーール！！」
少しして彼女もグリフィンドールになった。
「ポッター･ジェームズ！」
また色々な人が組み分けされて、
ついにジェームズの番になって行ってしまった。
そう、もう私の周りには知っている人がいないのだ。
「グリフィンドーーーール！！」
何故か自分がドキドキしていてもうジェームズの組み分けは終わってしまっていた。
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ravenclaw doesn't suit you.→←i am belle !!
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作者名：Johannes | 作成日時：2021年3月20日 23時
