ジャニスト劇場(流星) ページ5
1876年10月。
次の日、
神ちゃんと康二は朝早くに来た。
緑「流星くん、久しぶりやんな。」
青「おう、用件はなんや？」
康「話が早いなぁ。」
緑「俸禄の廃止が出されたことについては知っとる？」
青「ああ、昨晩もAと望はやりすぎやって話した。」
武士に対しての命令はこれで２回目。
1回目の廃刀令は、今年の３月に出された。
刀を奪われるのは武士のプライドの問題だからええ。
最近出された俸禄の廃止。
それは給料が出ないということ。
プライドとかやない。
生活がかかってんねん。
緑「俺、のんちゃんが許せへんねん。」
青「そうか。俺にどうしてほしい。」
緑「のんちゃんを倒したい。」
神ちゃんがそう言った瞬間、
調理場のほうで皿が割れた音がした。
青「ごめん、ちょっと見てくる。」
青「A？大丈夫か？」
『皆さんにお茶をと思ってん。不器用でごめんなぁ。』
青「なぁ、無理すんなや。」
俺らが望を倒そうと言う会話を聞いてたんやろう。
Aの体は震えとった。
青「A。望は大丈夫。
悪い方には話進めへんからさ。
だって、俺らの大事な幼なじみやろ？」
Aを抱きしめると、
Aの体の震えは少し収まった。
『流星くん。
流星くんに、任せるよ。
望がどうなっても、私は流星くんに任せる。』
青「わかった、ありがとうな。」
それから、神ちゃんと康二と何度も話し合った。
康「政府に対する不満を持っとる者は、沢山おります。
１０月の下旬には、立て続けに３つも反乱が起きましたし。」
緑「流星くん。そろそろ決めてください。」
青「神ちゃん。
俺の名前も体を好きに使ってくれ。
全ては神ちゃんに任せる。」
全ては決まった。
望に、政府に、戦いを挑むということ。
そして、首謀者は、【藤井流星】であること。
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西畑アンジュ(プロフ) - たぴおかさん» コメントありがとうございます！！自己満足作品だったのに、大好きと言ってもらえて嬉しいです（*＾＾*) 次回作は、来週あたりにあげる予定ですので、そちらもよろしくお願いしますね！！コメント、ありがとうございました！！ (2017年2月3日 9時) (
レス) id: a9a63f7bf5 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - わかりやすくてめっちゃ面白かったです！歴史は苦手やけど流れとか掴みやすくてとにかくこの作品大好きになりました！続編や次回作期待してます*_ _) (2017年1月31日 1時) (レス) id: 21dac6e72b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西畑アンジュ x他1人 | 作成日時：2017年1月20日 17時
