ジャニスト劇場1 西南戦争

ジャニスト劇場(流星) ページ4

そんな望は、今や独裁状態。



俺らが目指した日本国の未来はこんなやったか？




照史くんが殺されて、そこからも望は強かった。





『流星くん、顔怖いで？』



Aは、俺と望についてきて東京で暮らしとったけど、
俺が薩摩に戻ることになって、
俺についてきて今一緒に暮らしとる。



まぁ望とはそこでAの取り合いになってんけど、
Aもちょうど薩摩に帰りたい思ってたから、
俺についてきてくれる事になった。





青「そりゃ、怖くもなるで。

大事な仲間が仲間を殺したんやで。」






『望もちょっとやりすぎよね。』






そう、薩摩では望の印象が相当悪なってた。

薩摩だけやない、日本全国でもや。






独裁者。 武士の敵。 薩摩には戻ってくるな。



世間の声は望に厳しかった。




青「俺さ、望が悪く言われるの嫌やねん。」




『私も嫌や。

望かて、日本の人に嫌われるためにやっとる訳やない。

そないなこと分かってんねんけど、
でも、望のやり方は、強引すぎると思うねん。』





Aの言う通りやと思った。




『今日、流星くんがいない時に、2人訪ねてきたで。

明日また来る言うてた。』




青「なんていう人？」






『神山さんと、向井さんやったと思う。』








神ちゃんと、康二。








ここから全てが始まるんや。









望との戦いの全てが。

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