黄金方程式の解き方。2

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＊


JK「A。」



......。




JK「おい、A。」




.......ん.....？




JK「早く起きろ。」





「ん....グクく...ん....？」




JK「.........。」




チュッ





「んぅ........！？！？！？」





唇に触れた柔らかい感覚は一瞬思考を停止させて一気に頭を冴えさせた。





「な、な、何してるの！！！？？」




JK「キス。」





「それはわかってるよ！！そうじゃなくて！...って、あれ？なんでグク君が...あ。」




JK「思い出した？」




そうだ、私グク君の家に来てて、えっと、それで。




「あ、映画...。」




JK「とっくに終わった。」




グク君も大学生になって毎日忙しくなって、
せっかく久しぶりに会えて、寝ちゃうなんて...。




「ごめん、なさい....。」




JK「いいよ、最近疲れてんでしょ？」




グク君は私の頭にポンッと手を置いて今まで見ていたDVDを取り出しに行く。





「ありがとう。」




JK「ん。」




少しの沈黙の後、なんの合図もなくグク君の顔が近づいてくる。



私は慌ててそれを制止する。




「何してるの！？」




JK「1時間もほったらかされてやったたんだからその分構えよ。」






大学生になっても私は日々グク君に振り回されています。

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