黒と虹色 (ページ3)

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Aside

朝起きる

そこは和室となっていて1枚布団をしいた部屋だ

そして隣には大量の書類

書類の多さにため息をつくが

局長に渡す書類が多いので頑張ろうと思う

数十分のうちに終わらせる

そして局長に渡しに行く

すると誰かいる

茶髪でふざけたアイマスクをつけている

無視して局長の部屋に行こうとすると

アイマスクの人が足をさっとだして転ばせようとしてきた

『あー足が滑ったー』

と言いながら思いっきり踏む

｢いだっ｣

と言う声をだしアイマスクを上げる

｢何すんでサァ｣

『すいません、邪魔だったのでそれに誰でしたっけ？』

私がそういうと呆れたように言われる

｢はぁ……俺はお前の所属する1番隊の隊長ディ｣

『あっ、はい』

早く局長の部屋に行くために少しスルーしました

……局長部屋……

『すみません、局長いますか？』

近藤｢おぉっ！もう仕事終わったのか？｣

この人は真選組局長、近藤勲さん

幼い頃私と姉を拾ってくれた人だ

姉以外ならこの人と数人しか好きではない

近藤｢偉いぞA｣

と言われて頭をポンポンと撫でられる

思わず表情が緩む

そして事がすむと局長の部屋からでる

少し微笑みながら廊下を歩く

けれど段々表情が固くなる

まあ、いいそんなことより次は副長に

できあがった書類を出さなくては

そして副長の部屋へ行く

『失礼します…副長書類できました』

土方｢おう、早いな｣

この人は真選組副長、土方十四郎さん

この人は私と姉が拾われた時から世話をしてくれている人だ

書類のことで礼を言われたが

その顔は疲れで溢れている

『あの……他の書類全部やっておきましょうか？』

土方｢いや、大丈夫だ｣

私は副長の書類を取って言う

『そろそろ寝ないと死にますよ？』

副長の書類を全て自分の部屋に運ぶ

これで副長が少しでも楽になれば良いのだが

そうして書類を進める

トントンとノックが聞こえる

山崎｢失礼します、お茶持ってきました｣

『山崎さんありがとうございます』

この人は山崎退さん

こんな私にも優しくしてくれる人だ

山崎｢こんなに書類……大変そうですね…｣

『いえ、全て副長の書類です』

山崎｢え？押し付けられたんですか？｣

驚いた顔で山崎さんは言う

『いえ、疲れてそうだったので

書類ぶんどってきました』

山崎さんは少し驚きながらも納得して部屋から出ていった