【A3!】いつも甘ったるい声で話しかけてくるあの女は。【茅ヶ崎至】

彼女さぁん ページ45

……








『あーっ！！！！！！！びびったぁぁぁ！！！！！！死ぬかと思ったぁぁぁぁ！！！！！つか私生きてんのぉぉぉ！？！？！？』




まぁ、生きてるんですけどね。




千｢山下？？？今何時だと思ってるんだ？？？｣



『げっ！！！！！千景先輩っ！！！！』




悲しむ暇もないのか私。



やだよ、せっかくお休みしたいのに先輩に怒られるとか地獄じゃん。




千｢……いなくなってたから探してたよ。今日山下が寝る所どうするか言わなきゃだったから。｣


『あ、それですね！！どうしましょう！！！』




千｢監督さんの所でいいかな？｣




『ん？』




ン？




監督さん？カントク……いづみさん？




『いいいいいい嫌ですよ！！！！千景先輩それわざとしてるでしょ！？！？好きな人の彼女と寝るとかどんな地獄ですか！！！！』




何でさっきから私は地獄巡りのようなことしてるんだ。





千｢そういうだろうと思ったよ。だから、考えたんだ。









俺の部屋でいい？｣







『仕方ないですね……ってダメでしょ！？！？！？！？！？！？』




千｢それも言うと思ったよ。｣




『じゃあそう言わさせないようにしてくださいよ！？！？！？』

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