茶の風 ４ ページ5
あれから数日後
えー、現在の状況を説明しましょう。
リビングに人外メンバーが揃っていたので
「あー仲間同士積もる話もあるよなぁ。そっとしておこうっと。」
と、リビングを避けて自室に戻ろうとしたら
「Aやん！おう何無視してそのまま行こうとしてんだよォ」
とダル絡みをしてきたシャオくんに連行され、酒盛り現場に居合わせているところです。
シャオくん君学生だよね？なにお酒飲んでんの？？ていうか周りもなにお酒飲ませてるの？？？止めろよ。
一体家のどこにその量のお酒があったんだと思うレベルで様々な種類のお酒が並べられている。
いやほんと何やってんの？
「お！Aやんけ！ええ所に来たなぁ！飲め！！」
顔を赤く染めたシッマが私の前に透明な液体が入ったコップを置く。
「何入ってるの？」
「…水やで！」
その妙な間はなんなんだ。
念の為匂いを嗅いでみるとアルコールの匂いがプンと香った。
案の定お酒だったぜ！
「私まだ未成年なんだけど！？」
「ハッハッハ！！バレたんならしゃあないわ！」
シッマは大声で笑いながら私の前に差し出してあったコップを持ち、端にいたショッピくんの所に歩いていった。
ごめんショッピくん…でも私お酒飲めないから犠牲になってね…
「というか、酒盛りに付き合わせたいならお父さんかお兄ちゃん誘えばいいじゃん。」
うちのお兄ちゃんは成人済なのでお酒は飲める。強くはないけどね。ﾊﾊｯ！
しかし皆気まずそうに目を逸らしている。
その様子が気になり、視線を追う。
すると
すっかり酔い潰れて眠ってしまっている父と兄の姿がそこにあった。
「ええ…？」
これはドン引き物である。
どんだけ飲んだのさ…
「既に呼んで潰してしまった後だゾ！
さすがにウォッカを割らずにグラスではキツかったか…」
茶目っ気たっぷりにグルッペンが言う。
いや何させてんねん。
てかそもそも断れよ。
こんなアホな大人にはならないぞと密かに心に誓った。
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ウラシル@ひぃ(プロフ) - アルテアさん» コメントありがとうございます。喜んで頂けたようで何よりです。アルテアさんの満足いく姿になっていれば良いのですが。 (2019年6月22日 21時) (
レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
アルテア(プロフ) - ついにひとらんらんさんが！やったー！ありがとうございます！ (2019年6月16日 14時) (レス) id: c628398586 (このIDを非表示/違反報告)
ウラシル@ひぃ(プロフ) - 倉の中の石さん» コメントありがとうございます。はい！頑張りますね！ (2019年6月1日 20時) (レス) id: a76b54135a (このIDを非表示/違反報告)
倉の中の石 - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2019年5月28日 4時) (レス) id: 873805d7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウラシル@ひぃ | 作成日時：2019年5月26日 21時
