阿呆提督 ページ27
[A]
高杉「そうか。まぁいい。またいつか聞くァ。」
高杉は言い終わると、1つの扉の前に着いた。
A「この扉は、?」
高杉「この扉の奥にアホがいる。」
A「その提督ってどんな人なんですか?」
高杉「ただのアホだな。まぁ見ればわかる。行くぞ。」
ただのアホって一応提督なんだよね?
どんな人なのか気になりながらも入る。
扉の中に入ると、豪華な長い机に沢山の食事が並んでいた。
その長い机の一番奥にひとりの天人が。
それが阿呆提督らしい。
高杉と私は目の前の用意されている席に座り、
阿呆提督から話し始める。
阿呆「ようこそ春雨へ。この間の鬼兵隊の活躍はとても素晴らしかったですよ。」
高杉「そおかい。んな大した事はしてねぇよ。」
阿呆「ところで、その隣の方はどちらさんで?」
阿呆提督は私を見る。
高杉「こいつァ、、」
ん?
高杉は時間を置いてから
高杉「俺の恋人だァ。
今日はこの春雨の船を案内させたくて連れてきた。」
は!?ちょっと待て!
私は慌てて高杉に振り向いて抗議をしようとするが、高杉に口元を手で押さえつけられて喋れない。
高杉は私をちらっと見ると、演技だっとでも言いたそうな目で見てくるので納得した。
確かにこの提督に見廻組で視察しに来ましたなんて言えるわけもない。
そしたら演技でも恋人の役を演じた方が良いのか、。
めんどくさい仕事がまた増えたが、私は抗議するのをやめると高杉は褒めるように笑みを浮かべて、私の口元から手を離した。
阿呆「ほぉ。高杉に恋人が。物好きな方もいたもんですね。」
高杉は横から殺気を感じさせるが抑えているらしい。
この提督、高杉に喧嘩うっているのか?
そんなことを考えていると、阿呆提督は私の方を見て
阿呆「春雨の戦艦を案内させている最中に呼び出してしまってすまないことをした。2人とも出て行っていいぞ。」
そう言われたので私と高杉は部屋から出た。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時