興ざめ ページ17
[no side]
Aが子供を探しに走り出した時、阿伏兎ともう1人の夜兎で鳳仙と神威の戦いを止めた。
そしたら、阿伏兎の片腕が吹っ飛びもう1人の夜兎が死んだ。
阿伏兎「俺の腕一本と1人であんたらの喧嘩を止められただけでも上出来だ。
こいつの命に免じてどうか団長の不始末を許してくれ。
俺達はあんたと戦争しに来たんじゃね。より良い関係を気づきに来ただけだ。」
鳳仙「いっそこの街が欲しいと言ったらどうだ。」
阿伏兎「上も怖いのさ。じじいどもは、あんたが裏切らないという証が欲しいんだよ。」
鳳仙「興が冷めたさ。金でも商いでも好きにすればいい。だが、わしの街に手を出すのは許さん。」
鳳仙はそう言って阿伏兎に威圧をかける。
それに動じず神威は喋りだし
神威「興が冷めたのはこっちだよ。
あんたは殺すに値しない。交渉もいいや。
だってこんなあんたとしたって面白そうじゃないもん。この街で干からびて死んでいけばいい。」
神威はそう言って屋根から降りた。
阿伏兎「ったく。このすっとこどっこーい。」
そう言って阿伏兎も神威を追いかけ屋根から降り、鳳仙は城の中へ戻る。
神威と阿伏兎は屋根から降りて城の中の廊下を歩きながら今後について話し出す。
神威「交渉はしなくていいや。けど、あの夜王鳳仙を腑抜けにした女は見たい。だからあの子供を連れてその日輪って女の所へ行ってから帰る。」
阿伏兎「へいへい。子供なら見廻組のじょーちゃんが捕まえに行っているんだが、どうも時間がかかっているな。」
阿伏兎がそういうと、城の中が騒がしくなりだす。
2人は廊下から下の階を見て百華が慌てて走りだしている様子を見ると、百華が邪魔をして子供を連れ去るのに時間がかかっていると察する。
神威「じゃあ俺もその子供を探してくるよ。阿伏兎は鳳仙の旦那が日輪の元に近づいて来ないか見張りをよろしく。」
そう言ってすぐに神威は下の階へぴょんぴょん飛んでいき、Aの援護しに向かう。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時