4 ページ8
[A]
A「こんにちは。姫のAです。貴方にどうしても叶えてほしい事があって来ました。」
「ふふ、来ると思って待ってたわよ。姫さま。
さぁ、私の横に来なさい。」
私は海で一番の魔女と呼ばれてる彼女の所へ来た。
彼女の魔法はなんでも願いを叶えてくれるとか。
だから私は人間の足を頂きたく、来たのだ。
魔女の隣に座って彼女の顔を見ると、
べっぴんさんすぎて硬直した。
茶色の髪と瞳で、とっても美人さん。
お妙「よく来たわね。貴方の望みを叶えてあげるわ。何が望みかしら?」
A「私、陸の王子様が好きになってしまったのです。その王子様の隣にいたい……。いれるだけでいいんです。なので私に人間の足を下さい。」
そう言うと魔女は少し考えて頷き
お妙「分かったわ。今から姫様に渡すものを食べて頂戴。そうすれば貴方は人間の足を得ることが出来る。」
A「本当ですか!ありがとうございます!」
喜んで舞い上がってると
お妙「でも1つ約束よ。それは代償を追わないと足は手に入らない魔術なの。だからそうね…姫さまは声がお綺麗だから、声を引き換えに頂こうかしら。」
A「私の………声を?」
お妙「えぇ。貴方は声を失う代わりに、足を得ることが出来る。人間の足が手に入るなんて、本当は禁忌なのよ。それくらいの代償は付き物だわ。
どう、やるのかしら?」
足を得る代わりに声がなくなるのか…
私は歌うことが好き。
声がなくなってしまえば、王子様とも話すことが出来なくなるけれど…
海でいて会えないくらいなら、
近くにいるだけでいい。会いたい、あの人に。
決心を決めて
A「分かりました。お願いします。」
ついに禁忌の魔術をお願いした。
お妙「分かったわ。じゃあこれを食べて頂戴。そうすれば貴方は足を手に入れる事が出来るわ。」
そう言って渡された食べ物を見て硬直. . .。
A「あ、あの………これは何ですか?」
渡された黒いダークマターを見せて聞くと
お妙「ん?もちろん卵焼きよ。私卵焼き作るの得意なの。その中に人間の足を手に入れる薬を入れておいたからね。」
A「は、はい……うぅっ」
頑張って食べようと見ると吐き気が…
いや、負けるな自分。
王子様に会うために!
A「うっ………ゴクッ!……食べました!」
下半身が光り出して、足が生えた!?
けれどすぐに、意識がもうろうとしてきて気絶した。
143人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海月(プロフ) - 雅さん» あぁ、本当に申し訳ありません(TT)そう言って頂けると嬉しいです。新生活頑張って慣れさせて、戻ってきますね!応援ありがとうございます!頑張ります(^^) (2019年4月8日 5時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 海月さん» 更新停止の内容を読みました、海月さんの事情で更新停止になるのは辛いですが私はこの短編集が好きなのでこの作品が更新されるまで待っています。新生活頑張ってください! (2019年4月8日 2時) (レス) id: 8d17d1e32b (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - あっきちゃんさん» 女性版神威ですね!分かりました!少し時間かかってしまいますのでお待ちください!リクエストありがとうございます(^^) (2019年3月31日 22時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
あっきちゃん - リクです!神威が女性になってしまったら!?できれば万事屋も出してくれると嬉しいです! (2019年3月31日 21時) (レス) id: a5080b36b4 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 雅さん» リクエストありがとうございます!床ドンですね!わかりました!作りますので少しお待ちください(^^)応援もありがとうございます!頑張りますね(^ ^) (2019年3月30日 8時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:海月 | 作成日時:2019年3月18日 1時