神威の短編集[銀魂]２

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[A]


そう聞くと神威は悪そうな笑みで微笑み



神威「うん。Aの腕の中は俺だけの特等席ってちゃんと聞いたヨ。あとAの体も目に焼き付けたしね。」




私の体……？


そう言われて昨日のことを思い出すと
ああああああああ！


犬と一緒にお風呂に入ったんだ。





A「嘘ー！信じられない！」




神威「俺と風呂入る時も、あんくらい隠さないで大胆に見せてくれても良いのに。」




きゃぁぁぁぁ完全にこいつ確信犯だ！
どうにで風呂に入る前にワンワン吠えていたのか！



恥ずかしさのあまり、顔が真っ赤に染まってくると




神威「あ、でも犬でも風呂入るの許可した覚えないヨ？」



そう言って、くるりと神威は起き上がり
一瞬のうちで私の上に神威がのっかって身動きが取れなくなってしまった。



目の前が神威の顔でいっぱいで、
神威は顔を私に近づける。



恥ずかしくて顔を晒すと、手で上に向けさせられ





神威「犬ならいいの？」





大きな青色の目に吸い込まれるように見つめられる





A「ち、違う。その、昨日の犬が神威に似ていたから……でもごめんね。」




そう言って謝ると神威は微笑み
顔をゆっくり近づけて何度も角度を変えてキスをしてきた。



一旦唇を離すと




神威「まぁ嬉しかったから許すヨ。けど、犬に負けたくないなぁ。」




A「むっ……」





また口付けして、今度は唇を甘噛みして味わうように何度も角度を変えて濃厚にしてくる。




苦しくなって神威の胸元を叩くと、唇を離してくれて




神威「犬には出来ないこと、しよ？」



そう言って私のチャイナ服のボタンを外していく神威。


その日は朝からたっぷり甘やかされました。





後から聞いた話じゃ、
神威は1日だけ犬になる薬を飲んで私に甘えたかったと、最中にボソッと言ってくれた。



全く……カッコいいけど
たまに甘えん坊な彼氏だ。




そうゆうところが好きって、神威の耳元で呟いたのは2人だけの秘密だ。

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