敵の正体 ページ31
[A]
刀を投げられている方向を見ると、神楽へ向かっている。
私は腰の自分の刀を抜いてその投げられた刀を半分に斬ったが、
刀の投げられる勢いが速すぎたせいで止めきれず、私の腹に斬った刀が刺さった。
それに気づいたその場にいた全員が、血相をかかえる
神威、銀時「Aーーー!」
神楽「A!大丈夫アルか!なんで私を……」
そう言われている中、投げてきた方向から敵が来る。
敵が見えてそいつは体がごつくて、サルみたいな天人。春雨だ。
翔鶴「俺の第四師団をコテンパンにした奴が、まさか女だったとはな。」
A「お前は、?」
翔鶴「俺は春雨第四師団団長にして、三凶星の1人、翔鶴」
第四師団、そうか、
私がここへ来る前に倒した部隊だ。
大将がいないと思っていたが、今来たというわけか。
銀時「なに!Aおめー、一人で第四師団潰したのかよ。」
A「あぁ。ここへ来る前に、っ……」
私は腹に刺さった剣を抜く。
思った以上に深く刺さってしまい、動くのもやっとだ。
翔鶴「本当はそこのじょーちゃん(神楽)を殺して、怒ったおめーさんと戦いたかったもんだが……
まさかあの距離で俺の投げた刀を抑えるとは…
気に入ったぜ!!!!」
そういうと翔鶴は、自分の持っていた棒で勢いよく岩を叩く。
その衝撃で岩にヒビが広がっているのがみえる。
私は神楽と神威を勢いよく蹴って、その場から離れさせた。
そして2人をその場から離してすぐに、
私の立っていた地面が崩壊して、私は下へ落ちる。
神威「Aーーーー!」
私が落ちるのと同時に翔鶴もきて、落ちている最中だというのに、私に向かって棒を振り下ろしてくる。
私は先程の怪我のせいで翔鶴の攻撃を避けきれず、地面に勢いよく落とされる。
[no side]
神威「Aーーーー!」
Aの落ちた地面からは煙が立っていて、Aが見当たらない。
阿伏兎「まずいな、これは。
いまのじょーちゃん、あの手負いじゃあ、翔鶴には勝てない、
早く俺たちが下にいって援護するぞ。
急がねーとじょーちゃんの命はない。」
阿伏兎がそういうと、全員Aのいる下へ急いで駆け下りる。
しかし、すでに全員先程の決闘でかなり負傷している。下にいったところで翔鶴に勝てるかもわからないまま、全員はAのところへ急いで走る。
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海月(プロフ) - 真由さん» 返信遅れてしまってすみません。返信の仕方が分からず遅れてしまいました。いつも間違いを教えて頂き本当にありがとうございます。とても助けになっています。神楽の語尾ですね。分かりました。直させて頂きます。訂正ありがとうございます! (2018年11月11日 21時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - すいません。気になったのですが神楽の口調 語尾のネの所が ネンになってます。 (2018年10月30日 22時) (レス) id: efeb5e493c (このIDを非表示/違反報告)
ティターニア(プロフ) - すみません!ありがとうございます! (2018年10月29日 16時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - 母と対面の所、江華ですよ。気になったので、すいません。 (2018年10月29日 15時) (レス) id: efeb5e493c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年10月28日 18時