魔法41 ページ42
[神威]
俺に向かって倒れてきたA。
俺は抱き抱えて、Aの頭を軽く撫でる。
神威「痛かったかな。ごめんネ。」
そう言ってAを横抱きにして部屋に入ると
取引先の奴らは全員酔いつぶれて、
阿伏兎はもう部屋に戻っていたようだ。
俺も案内された部屋にAを抱えて行き
布団が1つ敷かれていた。
Aを優しく布団に下ろして、並んで横になる
体を横に向けてAを見ると、少し震えていた
まださっきの出来事が怖いらしい。
それも当たり前か。
知らない星で、魔法が使えなければ誰でも怖くなるだろう。
震えているAをそっと抱くと
安心した顔になって震えが収まった。
_____神威が本当に好きな人が出来た時に後悔するはずだから。
さっきAが俺に向けて言った言葉。
俺が遊女とソウユウコトをすると間違えたんだろう。
そんなことするわけないのに。
でもAは止めた。最初は嬉しかった。
けど俺がAの事を好きだと分かっていないことに複雑な気持ちになった。
神威「俺が好きなのはあんただよ。
分からないなんてバカだね。」
Aを抱きながら、小さく呟くと
A「………か、むい……………」
!?
寝言で俺の名前を呼んだ。
嫉妬作戦は失敗したけれど、
いい事あったから許してやるとするか。
そっとAの頰に口付けした。
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海月(プロフ) - Nanaoさん» ありがとうございます!!とても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年2月17日 12時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
Nanao(プロフ) - とてもいい小説で、はやく続きが読みたいです (2019年2月17日 10時) (レス) id: 17862cd69b (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 真由さん» 失礼致しました。すみません。すぐに直します。教えて下さりありがとうございます! (2019年2月7日 8時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - すみません。気になったのですが、ルーシィとウェンディですよ。 (2019年2月7日 7時) (レス) id: 4fa1d4dcbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2019年2月6日 0時