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この笑顔が好きなんだよ ページ10

[神威]



神威「Aが生きてて本当に良かった。」




俺がそう言うとAは俺の胸に顔を埋めて泣き出す。



今度は俺が拭ってあげる番だな。




俺はそう思いAと少し距離をとって頰に手を触れようとしたら、俺は硬直した。





神威「 A……お前……」







Aの左目からは涙が一滴も流れていない。





A「あ、……これは、桜雅に左目をクナイで刺された時に失明しちゃったらしくて…。」





失明……




A「それで今は義眼なんだ。この左目。だから涙が出てこないんだ……。」





そう言ってAは微笑むが、俺はそんなAを強く抱きしめた。




A「か、…むい?」





神威「ごめん……A。」





俺は強く強くAを抱きしめる。





目を失うなんて、辛いはずだ。
俺を悲しませないために笑顔を作っていると思うけど、俺はそんな笑顔はいらない。





神威「泣きたい時は泣いていいんだよ。」





俺がそう言ってAは声を上げて泣き出した。





A「か…むぃ……っ」




泣きたくても片方しか涙が出ないなんて、、辛いよね。でもそうだったら俺がAの分の涙を流すよ。



俺たちはしばらく抱き合って涙を流した。





しばらく経ってAは安心したらしく





A「ありがとう神威。思いっきり泣いたらスッキリした!」





っと満面の笑みで言ってきた。




この笑顔が俺は好きなんだよ。A。




俺はAの頰をそっと触って、その手をAの顎に持っていき優しく口付けをする。



唇を離してもう一回しようと思い顔を近づけると、Aがストップをかけた。




あり?




A「か、神威。阿伏兎、ずっといたからね!?」





っとAは顔を真っ赤にして顔を阿伏兎のいる方へ向ける。




あぁ。そうゆうことだったのか。





神威「阿伏兎空気よめよ。」




阿伏兎「何言ってやがんだすっとこどっこい!
俺が団長を振り向かせなかったら一生あのまま泣いていただろ。」





神威「阿伏兎、そういえば阿伏兎も演技してたよね?殺しちゃうぞ」





A「ふふふ」





俺と阿伏兎がそんなやりとりをしていたら
Aが笑い出した。





やっぱりAは笑顔が一番似合っているな。





俺は阿伏兎が横にいるのを無視してAに今度は少し深めにキスをした。



もちろん唇を離した後のAの顔は真っ赤だったが。



そうゆうところが可愛いんだよね。

残りの連中→←だから惚れたんだな…



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設定タグ:銀魂 , 神威   
作品ジャンル:恋愛
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海月(プロフ) - ミクスさん» 心の準備が出来ない!w (2019年2月5日 20時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
ミクス - 神威くん、息を吐くように下ネタ言わんでくれる!? (2019年2月5日 19時) (レス) id: 8004df71ed (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 実花さん» 夢主「おおおお!」^ ^ (2019年1月31日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
実花 - 夢主ちゃん頑張れー!!!! (2019年1月29日 22時) (レス) id: fc20ff55d9 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - コロさん» カッコいいですよねwこうゆう人になりたいw (2019年1月26日 12時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 | 作成日時:2019年1月12日 19時

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