宇宙最強の恋人[銀魂][神威]８ (ページ48)

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そのまま返すアルページ48

[A]

神威に抱きついていると、
阿伏兎や第七師団の団員たちも来た。

A「皆………」

阿伏兎「団長だけじゃねぇさ。Aは俺たち第七師団の同胞だ。」

A「阿伏兎………」

孫老師「春雨の夜兎部隊。滅んだはずの海賊風情がなぜこんなところに？」

抱き合っているせいで見えないが、
後ろから敵の大将が神威に話している。

神威も私を抱いたまま

神威「滅んだ？海賊は滅ばないよ。
秩序が生まれれば、必ずそこに混沌が生まれる。

宇宙を１つにしようとする力が生まれたら、そこにあらがう力も必ず生まれる。

あんたらがこぞってこの星を潰そうとするなら、俺たちはその逆をいく。

このちっぽけな地球のために、全宇宙を相手に暴れ回るのも海賊ってもんだろ。」

そう言ってしばらく、神楽が来たらしく

神楽「神威……お前、」

神楽が来たので私は神威の胸の中から離れると、
神威は神楽をみて

神威「そんな所で突っ立っているだけかい？
何度負けても立ち上がり続ける限り負けはない。
そいつが最強だって俺に教えつけたのは、お前だろ」

それを聞いて神威が成長したと思った。

神楽「ったく。あんだけコテンパンにされてて少しは懲りたと思ったら馬鹿は馬鹿のままアル。

でも、負けない兄貴と負けない妹ならもう負けないアル。」

神威「この星が無事ならいつでもお前と殺り合えるからな。」

神楽「そのまま返すアル。」

そう言って二人は背中あわせに向き合った。

神威「A、ここは俺たちがやる。Aは雑魚どもを頼むよ。」

神威達が敵の大将をやるのね。

A「分かった。頑張ってね、2人とも。」

神楽「そのまま返すアル」

神楽のそれを合図したかのように、
孫老師が杖を床に落とし、急に体が大きくなった

A、阿伏兎「！？」

孫老師「本物の夜兎とゆうものを見せてやろう！」