同胞ならいるヨ ページ47
[A]
神楽を急いで追いかけていると1つのビルの中に入っていくのが見えた。
頼む!間に合ってくれ!
急いで走ってビルの中へ入ると、源外のおじさんを持って夜兎族から逃げる神楽を見つけた。
A「神楽!」
呼んでも気づかない。
神楽の元へ援護しに走ると、
編笠をかぶった夜兎が神楽に向けて棒を突きつけているのが見えた。
A「危ない!…………ぐはっ!」
神楽「はっ………A!」
神楽をかばって、
編笠をかぶった夜兎に棒で腹を思いっきり殴られ、
そのまま隣のビルまで吹っ飛んでしまった。
孫老師「ほぉ。今の攻撃で急所を避けたのか。
なかなかやるな。
だが、お前がいくら地球のために身を削ろうと、
ここに……いや、夜兎と地球のハーフであるお前には居場所なんてどこにもない。
どこにも同胞がいなく、一人死んでいけ。」
吹っ飛びながら顔を上げると、私を追って夜兎が追いかけてきた。
その内の先頭で来ている夜兎が私に拳を向けてきた
急いで体勢を戻さないと……
前からくる敵に集中して見ると、私の頭に誰かの足が当たった。
まずい!!後ろにも!?
私が起き上がるよりも先に、後ろの夜兎が足を上げだす。
殺られる!
そう思ったら、前から襲いかかってきた夜兎の首がなくなっていた。
A「え………」
神威「同胞ならいるよ。」
この…………声は………
神威「だってAの体には俺の血が流れている。
俺たちは同胞だ。」
ゆっくり、後ろを振り返ると
そこにはずっと会いたかった神威が立っていた。
A「神威……」
神威「遅くなってごめん。Aの気持ちは宇宙でも伝わっていた。ここまでもちこたえてくれてありがとう。」
そう言って尻もちついている私に手を伸ばしてきた
私は微笑んでその手を握って、
神威が引っ張ってくれて起き上がると
そのままの勢いで神威の胸の中にすっぽり入れられた。
A「会いたかった……。でも、神威も来てくれてありがとう。」
そう言って強く抱きしめたら、神威も上から抱き返してくれた。
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海月(プロフ) - ミクスさん» 心の準備が出来ない!w (2019年2月5日 20時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
ミクス - 神威くん、息を吐くように下ネタ言わんでくれる!? (2019年2月5日 19時) (レス) id: 8004df71ed (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 実花さん» 夢主「おおおお!」^ ^ (2019年1月31日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
実花 - 夢主ちゃん頑張れー!!!! (2019年1月29日 22時) (レス) id: fc20ff55d9 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - コロさん» カッコいいですよねwこうゆう人になりたいw (2019年1月26日 12時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2019年1月12日 19時