子ども ページ13
銀時side
俺は今……訳あって赤ん坊になっている
給料払わなかったからの嫌がらせか……
それとも天人に接触した時になのか…
もう外で1人きりだ
階段なんてハイハイでのぼれない
どこか助けてもらおうとハイハイでお隣さんの家をとおる
いるのか?
その時
後ろから声がした
『赤ちゃん?』
助かった…
『もう夜だし……明日万事屋さん達に相談しよう…』
お隣さんは俺を抱き上げ家に入った
『それにしても坂田さんに似てるなぁ…』
そりゃ本人だからな
『じゃあ君は銀ちゃんだよ』
神楽から呼ばれてるやつ…
『銀ちゃんは何で私の家の前にいたんだろう…
坂田さんのお子さん…』
違う違う違う!!
『…坂田さんか……
いやないか…
いや、坂田さんモテそうだからなぁ……』
褒め言葉ありがとう
『君は坂田さんの子?』
赤ん坊に問いかけてきている
話せないに決まってるぞお隣さん…
『って話せないよね!』
少し笑いながら言う
『あ、』
お隣さんは何かに気がついた
俺は何に気がついたかわからねえ
すると俺の手を取り、手のひらを見た
『外でずっとハイハイしてたんだね
泥だらけだ』
確かに外にずっといたから泥だらけだ
……おいおい、まさか
『お風呂入んなきゃだね』
ちょっ、お隣さん!?
お隣さんは俺を抱っこし
風呂らしき所へ連れていく
銀さんお嫁に行けなくなっちゃう…
あっ、服脱がせないで!
『大丈夫だよー
暖かいお湯に入るだけだよー
こちょこちょ〜!!』
お隣さんは俺をくすぐった
必死に抵抗するがやはり赤ん坊力はあっけない…
『私も入ろうかな…』
神様、仏様、お隣さん様
お隣さんが入るのだけはやめてくれ
俺の願いが通じたのか
お隣さんは俺を風呂に入れさせただけだった
まじで良かった
どうしようと思ったわ
お隣さんが俺を寝かしつけようとしている
『銀ちゃん良い子だねんねしな〜』
俺は仕方なく寝た
朝起きると俺は元に戻っていた
隣を見ると起きる寸前のお隣さん
『あー……良く…寝たぁ……』
欠伸をしながらこっちを見る
『坂田さん?』
銀時「ち、違っ
これには事情が…」
『坂田さんがこんな所のいるわけないですよね』
お隣さんは少し悲しそうに笑う
『夢ですか?それとも本当ですか?』
銀時「夢です」
そう言うとお隣さんはまた深い眠りに落ちた
お隣さんの寝顔にキュンとしたのはまた別の話
98人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青色ランプ。 - 凄い面白いです!早く続き読みたい…あ、更新頑張ってください! (2019年4月1日 11時) (レス) id: 2d70ce219e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - めっちゃ好みの話!ありがとうございます!続きも楽しみ^ ^ (2019年3月13日 16時) (レス) id: b2ef42075e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽぽぽぽぽ | 作成日時:2019年2月10日 16時