私はただのモブなんです！【銀魂】

仕事 ページ12

Aside






今日も仕事に行く


そしていつもの通り…


洗濯物をカゴに入れて縁側を歩く


洗濯物が多すぎて前が見えない…


さすがにタバコさんはいないだろうと思ったのもつかの間


また何かにつまづき洗濯物をぶちまけた


洗濯物が舞う中


カシャリという音がして横を見る


そこにはあの時のくそサドくんが携帯を持っていた


？「ってえな！」


『あっ！すいません！！！』


？「またてめぇか！？」


『タバコさん！？』


？「タバコじゃねえ！土方だ！


つーか！はやくどけよ」


『す、すいませっ…』


手元にあった洗濯物で手が滑った


私は土方さんの上に落ちた


土方「……いってえ！？」


『イテテテ…』


またカシャリという音が鳴る


ま、まさか…


私は頑張って起き上がる


『く、くそサド君……？


写真撮ってないよね？』


くそサド「俺ァくそサドじゃないでサァ


名前も呼べない奴に答える権利はねぇ」


『え、いや名前知らない…』


沖田「沖田総悟でさぁ


この写真で１ヶ月は脅せるネェ」


脅せるって…土方さんのこと？


神楽ちゃんが何でくそサドって呼んでるのかわかった


この人……ドSだ…


ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ


関わらない方が良かった人だ……


土方「総悟…それで俺を脅せるとでも思ったのか？」


沖田「いやぁ…土方さんが無理ならそこの雌豚を脅しまさぁ」


『え、私！？』


沖田「まー、夜食作ってもらうとかしかできねえ…


お前好きな人いんの？」


『唐突ですね


好きな人なんているわけないです』


好きな人が……考えたことなかったな


さかt……いや違う


沖田「好きな人いねえなら脅せねえな…


まっ、ボチボチ考えるか」


考えないで下さいよ…


『夜食なんていつでも作りますので


迷惑だけは勘弁です…』


洗濯物を拾い集め干しに行く


そして隊士さんの朝ごはんを作る


そういえば真選組の冷蔵庫って何故マヨネーズがこんなにあるんだろう


ずっと見てたら気持ち悪くなってきた…


私はご飯を作る


この仕事はやっぱり疲れる…


とくに洗濯物


なんで縁側にいつも土方さんいるんだろう




そして仕事が終わり家に帰る


その時私は奇妙な者を見つけた

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